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未来に向けて

南極大陸は、約180年前地球最後の大陸として発見されて以来、探検の時代、国際地球観測年(1957~58年)を契機とする科学の時代を経て、近年は地球規模の環境変化に果たす観測拠点として、役割が変化しています。観測規模や各基地の規模もずいぶん大きくなり、地球との関わり合いを見つめる人類の目として今後の活動が期待されます。

ゴミ問題

人間の生活に廃棄物はつきものです。現在、昭和基地の周辺では、夏期の約2ヶ月間は、観測隊員と「しらせ」の乗員を含めて230人、冬は40人もの越冬隊員が生活するので、さまざまな廃棄物が出ます。また、観測機器や機械設備などの梱包材や使い古した機械などのゴミもたまってきます。南極は広大で、住人が少ないため、廃棄物の排出についてはこれまであまり関心が持たれませんでしたが、近年この美しい南極を責任をもって守ろうという機運が世界的に高まっています。

ゴミのうち、紙や木材や生ゴミなどの燃える物は、焼却炉で処理しますが、その他ほとんどの不燃物は日本に持ち帰り処理しています。1991年南極の環境保護に関する国際的取り決めにより、日本隊はそれまで基地に置き去りにされていた雪上車などの大型物品の持ち帰りを本格的に始めました。

ゴミ問題

環境変動

人間活動による地球上の大きな冷源である南極域は地球全体の大きなシステムの一部として、地球全体の気候や環境と密接に関係していることが次第に明らかになってきました。南極観測データは、地球が直面する、人間活動が引き起こした深刻な環境の変動について、私たち人類に警告を発しています。

温暖化現象

二酸化炭素やメタンなどの気体は太陽からの短い波長の放射を通過させ、地面を暖める一方で、暖まった地面からの長い波長の放射を透過しにくくします。その結果、熱がたまって温度が上昇する温室効果が起こるのです。こうした南極域の気温の上昇はすなわち地球全体の気温上昇-温暖化現象を意味しています。

南極域の気温偏差の年変化

南極域の気温偏差の年変化

地球全体の気温偏差の年変化

地球全体の気温偏差の年変化

南極の氷が解けたら

南極には全部溶けたらアメリカの自由の女神が水没する程、氷が沢山あります。

出典: National Geographics社
南極特集号(1970年代)
自由の女神

自由の女神