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見えない力が支えている[1]    タワーにはパワーを

日々のメンテナンス・パワーが支えている。

5年に1回のお化粧直し。

東京タワーのメンテナンスについて、お伝えしたいことは山ほどありますが、まずは、そのお化粧直し——ペンキの塗り替えのことから…。
東京タワーが建ったのは1958年(昭和33年)。第一回目の化粧直しが7年後の1965年。それから、ほぼ5年に1回の割合で全身のペンキの塗り替えが行われています。 言うまでもないことですが、東京タワーは鉄でできています。その総重量は約4,000トン。東京タワーより背が低いエッフェル塔が約7,300トンですから、効率的な鉄骨の組み方です。その鉄骨ですが、米軍の戦車を溶かしてつくったという説話も残っています。だから強靱なのか!と納得ですが、それでも鉄は鉄。東京湾から吹き付ける潮風から鉄を守るための保護対策は必須です。

それから美観の問題。5年も経つとクルマの排気ガスなどで汚れますし、ペンキの色つやも落ちてきます。特にインターナショナル・オレンジと呼ばれる東京タワー独特のオレンジ色の白化が目立ってきます。東京のランドマークを色あせさせてはいけない!ということで、5年に1回の化粧直しが続けられているのです。直近は2007年。第9回目のお色直しでした。 ペンキの塗り替えはほぼ5年に1回ですが、ペンキの付着検査は毎年行われています。塗膜にカッターでクロス(十字)を入れ、セロハンテープを貼って引っ張るという検査です。そのはがれ方を見て塗料の密着性を確かめるわけですが、これまで問題があったことは一度もありません。

開業当時の東京タワーのイルミネーション