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ダイバーシティ

多様な人材がプロとして社会と接し活躍できる環境、制度づくりを進めています。また、作業所においても、女性技術者・技能者がより活躍できる環境づくりを開始しています。

幅広い人材が活躍できる職場づくり

社会の課題や多様な価値観に応える建築を生み出すためには、幅広い人材が持てる能力を最大限に発揮していかなければなりません。当社では、性別、国籍、年齢、障がいの有無などに関わりなく誰もが働きやすい職場環境の実現を目指しダイバーシティ・マネジメントを推進しています。
近年はこれらの人材の採用に力を入れており、女性については、新卒採用者に占める比率を年々拡大しています。高齢者については、高度な知識・ノウハウをもつ経験豊かな従業員が定年後も活躍できる場を確保するため、雇用継続の義務化に先立ち2004年より再雇用制度を導入しています。障がい者については、2016年6月現在の雇用率が、法定雇用率(2.0%)を超える2.10%となっています。


定年退職者の新規雇用者数及び再雇用率の推移

定年退職者の新規雇用者数及び再雇用率の推移

障がい者雇用率の推移

障がい者雇用率の推移
外国人採用セミナー

外国人採用セミナー

女性の活躍の場を広げる

中でも女性の活躍の場を広げるポジティブ・アクションを優先課題とし、全社推進体制の構築(本社に「ダイバーシティ女性活躍推進G」(現:ダイバーシティ推進G)、全国7支店と連携で「女性活躍推進担当者会」(現:ダイバーシティ推進担当者会)を設置)して活動を展開しています。全従業員にダイバーシティ講座のeラーニングを実施するとともに、経営層によるダイアログと、職場ごとに課題と取り組みを語り合う職場ダイアログにより意識向上を図りました。就業継続とキャリア形成のカギを握るライン長に対する研修や女性従業員への階層別研修も実施し、職場レベルでの女性活躍の実践や職場風土・意識改革に向けて活動を行っています。
女性総合職の活躍の場は設計、施工管理、研究開発そして営業分野へと幅広くなってきています。当社の特色でもある1年間の新社員(総合職新入社員の社内呼称)研修の寮生活から、男性社員と同様に育成していく環境を整備し、ジョブローテーションも同様に実施しています。
また、2010年より従業員区分の再編を行い、地域限定管理職制度を導入しました。地域限定管理職とは、勤務地域を限定した管理職のことで、比較的家庭責任の影響を受けることが多い女性に管理職として活躍の場を拡げることで、優秀な人材の継続雇用に寄与すると考えています。2017年には地域限定管理職8名を含む14名の女性管理職が新たに誕生し、2010年に0.78%であった管理職全体に占める女性の割合は3.1%を上回る見込みです。組織をまとめるライン長としての女性の登用も増えており、建築の最前線である作業所でも、当社初の女性作業所長が誕生しました。
また、女性のキャリア開発のための研修や、仕事と家庭責任の両立を制度面からも支援できる取り組みを進めており、これまでの活動が一定の評価を受けて、「平成23年度均等推進企業部門大阪労働局長優良賞」を受賞し、「平成27年度 新・ダイバーシティ企業100選」としても表彰されました。

ステークホルダー・ダイアログ

ステークホルダー・ダイアログ

女性リーダー育成研修

女性リーダー育成研修


女性役付職比率の推移
新ダイバーシティ企業100選ロゴ

新ダイバーシティ企業100選ロゴ

VOICE

海外支店で経験するダイバーシティ
2年前の赴任当時、私はヨーロッパで初の女性駐在員でしたが、こちらのプロジェクトで接する社内外の人達の中には多くの女性の姿があり、 ヨーロッパでは女性の社会進出が、より一歩進んでいる事を感じます。
ドイツ支店のローカルスタッフにはドイツ人だけでなく世界各地の出身者がいて、例えばある韓国系企業の設計提案に際しては、韓国・ドイツ・ アフガニスタン・スリナム・日本出身のチームメンバーで議論を重ねました。お互いの価値観の違いから容易には理解し合えない難しさに奮闘し ながらも、自ら率先して案を練り上げる努力を続けた結果、先方社長に喜ばれるデザインを作り上げられた時は非常に達成感があり、チームで 喜びを分かち合いました。

ワークライフバランスをテーマに「女性活躍推進フォーラム2017」開催

2017年2月24日(金)、大阪本店において3度目となる「女性活躍推進フォーラム」を開催しました。
約400人が参加した今回は、コンサルタント、アドバイザーとして多くの企業でワークライフバランスやダイバーシティの取組推進をサポートしておられる(株)東レ経営研究所の渥美由喜氏を迎えて、「ワークライフバランスの実践術~今日からあなたができること~」をテーマに実施しました。
講演では、渥美氏自身の経験やコンサルタントとして担当された企業の取り組み事例を数多く紹介していただきました。
これまでの働き方に対する意識改革や誰もが活躍できる職場実現に不可欠な「組織マネジメント」についての具体的行動などを熱く語っていただき、参加者にとって示唆に富んだフォーラムとなりました。この様なフォーラムを通じて、ひとりひとりがワークライフバランスを実現するため、これまでの働き方を見直すきっかけとなるよう「働き方改革」の意識醸成に取組んでいます。


女性が考えた、女性のための疲労軽減ウェア

ダイヤ工業株式会社と共同で開発した建設技能者のための「疲労軽減ウェア“職人DARWING(ダーウィン)”」をベースに、女性特有のニーズを満たし、新たな魅力を付加した「職人DARWING小町」の販売を開始しました。開発に当たっては、竹中工務店・協力会社・メーカーの女性だけによる企画・開発チームが連携し、多くの女性の声を取り入れました。今後は広く、働く女性全般に向けて普及できるよう展開していきます。

けんせつ小町工事チームの取り組み

(一社)日本建設業連合会が建設現場での女性活躍を後押しする取り組みとして創設した登録制度「けんせつ小町工事チーム」に登録し、作業所での環境づくりも進めています。


当社の「けんせつ小町工事チーム」(現在稼働物件)

日建連
登録No.
日建連
登録日
チーム名称
工事名称
リーダー メンバー 活動時期
88 H28.9.15 チ-ムすもも

慈愛会今村病院急性期
総合型病院(仮称)増築工事
松浦 冬実
工事担当
(元請)
工事担当1名、事務担当2名
(専門工事業者)
型枠工2名、クレ-ンオペレ-タ1名、
鉄骨工場品質管理1名、
空調設備事務1名
H28.9.1
から
H29.5.15
86 H28.8.30 GGG
(グロ-バルゲ-トガ-ルズ)


ささしまライブ24地区
グロ-バルゲ-ト新築工事
萩森 満美
事務担当
(元請)
工事担当1名、事務担当2名、
施工図担当1名
CADオペ1名
(専門工事業者)
施工管理2名、施工図3名
H27.4.1
から
H29.3.31
85 H28.8.30 ARINKA☆

江東区立(仮称)第二有明
小・中学校新築工事
島田 梨瑛
工事担当
(元請)
工事担当2名、事務担当2名、
CADオペ3名
(専門工事業者)
クリ-ニング工1名、型枠大工1名
CADオペ4名
H28.6.1
から
H30.2.28
82 H28.7.26 華HANA-CO

福岡地区FMセンタ-
(改修,リニュ-アル,解体工事)
花田 貴子
主任
工事担当
(元請)
工事主任1名
(専門工事業者)
塗装工1名、清掃工1名、
電気工1名、建築管理1名、
施工図1名
H28.4.1
から
H28.12.31
62 H27.11.27 成人病センタ-ナ-ス
ステ-ション(SNS)


大阪府立成人病センタ-
整備事業
秋山 順子
主任
事務担当
(元請)
工事係1名、設備1名、
施工図2名、事務1名
(専門工事業者)
配管1名、ボード工2名、
耐火被覆2名、施工図2名、
警備員1名
H27.10.1
から
H28.11.30
55 H27.10.5 Koen-Gi(rls)

光塩女子学院1号館
1期新築工事
小早川 泉
工事課長
(元請)
建築担当2名(リーダー除く)、設備担当1名
事務担当2名、施工図担当1名
(専門工事業者)
設備サブコン施工図 1名
H27.10.1
から
H30.2.28
26 H27.3.30 大手町の森の美女

大手町二丁目地区
第一種市街地再開発A棟
斎藤 恵利香
工事担当
(元請)
工事担当4名、施工図担当3名、
事務担当2名
(専門工事業者)
電気工事施工管理1名
H27.4.1
から
H30.7.15
2016.11.18現在、けんせつ小町工事チ-ム累計登録件数 : 12件


けんせつ小町工事チームリーダーの声

「大手町の森の美女」

私たちは現在、東京都の中心部である大手町で延床面積200,000m2のオフィスビルを建設中です。建設業界は未だに男社会というイメージを持たれがちですが、ここでは竹中職員12名、協力会社作業員を含めて総勢21名の女性達が日々奮闘しています。メンバー4名の意気込みを紹介いたします。(チームリーダー 斎藤 恵利香)

  • 3現場で工事担当を経験し今回の作業所では施工図を担当しています。工事担当の時には気付かなかった建物の仕組みや基準など本当に多くを学んでいます。今後も沢山の人に喜んでもらえるようなものづくりに貢献していきたいです。(小松)
  • 「けんせつ小町」という存在は、「女性」という点に目を向けられがちですが、建設業界全体の多様な働き方を考えるきっかけの1つになれば良いと考えています。その為にもこの作業所から少しずつ取り組み、発信していきたいです。(斎藤)
  • 「けんせつ小町」結成等、社会的な後押しもあり、仕事をするうえでそれほど違和感なく受け入れられていると感じています。女性が多い作業所の特徴を生かし、女性も男性と同じように働きやすい仮設事務所・休憩所の整備をすすめていきたいです。(伊藤)
  • 大規模作業所ながらの大変なことはありますが、作業員の方もいい意味で女性扱いせず受け入れてくれているので毎日充実した日々を過ごせています。皆で、よりよい作品を作るため一致団結してこれからも進んでいきたいです。(清水)

「ARINKA」

私たちの現場である、江東区立(仮称)第二有明小・中学校新築工事は、延床面積約24,499.93m2の小学校・中学校(連携校)です。
有明北地区の大規模な住宅開発に伴い急増する児童・生徒の収容対策として第二有明小・中学校連携校を整備し、こども達の生活空間(普通教室及び木の回廊)を中心とする校舎の木構造・木質化を試みています。
けんせつ小町工事チーム“ARINKA☆”は女性が働きやすい環境は当然とし、その先を目指した快適空間の創出を心掛けています。
リーダー会の職長さんとも協力しながら作業所の3Kイメージを打破し、普通の職場よりも過ごしやすい空間の試みとして、休憩所や更衣室は和室とし、健康グッズを配置し快適化を図りました。作業服においては各作業員の体形に合った作業着を作成し、女性サイズの導入を試みました。
また、女性社員だけではなく男性社員も快適・健康に業務を行えるよう過ごせるように生活習慣の向上の一環として、(オフィスチェアの見直しを行い、)各作業員の体形にあった椅子や長時間座位作業が多い方々の身体を考慮したオフィスチェアの導入を行いました。
更に竹中職員とリーダー会で花壇や農園をつくり、作業所を緑豊かな環境とし、来場される方々にとっても居心地の良い空間を目指します。
毎月の新聞発行による、職場内活性化を目指して、社員や職人さん方の紹介やアンケート等による職場環境の改善を図っています。
現在は作業所の空気を“明るくさわやかに”を目指して活動中です。(チームリーダー 島田 梨瑛 )

こうしたダイバーシティを念頭においた人材マネジメントや女性活躍を推進する取り組みが評価され、「平成27年度新ダイバーシティ経営企業100選」に選定されました。更に取り組みを強化するため、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」に基づく行動計画を策定し、実践していきます。

ニュースリリース 2016.03.17 「平成27年度 新・ダイバーシティ経営企業100選」に選定

お知らせ 2016.03.25 女性活躍推進法に基づく自主行動計画(第一次)を策定致しました