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建物の特徴は、まず全面ガラスカーテンウォールを採用したこと。半導体の開発・製造企業ということでこれまでの施設は閉鎖的であったが、厚生棟という性格から開放的な施設となっている。次に「環境にやさしい建築をめざして」というスローガンのもとに、太陽電池、氷蓄熱、自動調光、生ゴミ処理など、環境に配慮したさまざまなシステムを採用したことである。そして「大切な環境を敏感に感じ取れる感性こそが時代の大きな流れを支える」という観点から、自然光、風の流れ、緑などをさまざまな状況で感じ取れるように工夫されている。
建物の構成は、単純な直方体のガラスボックスを出発点として、空隙として中庭とテラスを抜き取り、その空隙をガラスルーバーと、太陽電池組み込みの可動屋根によって再び埋め戻すというものであり、シンプルでありながら季節や時間の移り変わりに従って変化に富んだ建物となっている。また、可動屋根は雨センサーによって自動的にスライドして中庭を覆うもので、天候にも感応して空間を変化させる。外壁面のガラスルーバーは、光と風を透過させ時刻や天候によって、さまざまな表情を建物の内外に見せる。
1階はカフェテリア方式、2階はフードコート方式の社員食堂で、利用者の選択肢を広げるとともに混雑を緩和している。3階は旅行や各種厚生施設の案内を行うサービスセンターとフィットネスクラブ、4階は会議ゾーンとなっている。
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| 可動屋根が雨センサーで自動的にスライドして中庭を覆う |
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| 4階廊下。全面ガラスカーテンウォールの開放的な施設 |
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| 2層吹抜けの食堂。1階はカフェテラス方式 |
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