本文へジャンプ
  • お問い合わせ
  • english
  • sitemap

医薬品・食品工場や美術館等の防虫対策に環境配慮型の吸引式捕虫機「バグキーパー」を開発

~一般的な粘着テープ式捕虫機と比較し約10倍の捕虫効果を確認~

リリース
2010年6月25日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:竹中統一)は、医薬品・食品製造工場や森の中の美術館など特に害虫管理の必要性が高い施設での防虫対策として吸引式捕虫機「バグキーパー」を開発しました。「バグキーパー」は、誘虫用蛍光灯から照射する紫外線で集めた虫をファンの力で吸い捕るもので、主にハエ類・蚊類などの飛来昆虫に有効です。当社技術研究所(千葉県県印西市)で行った実証実験では、これまでの一般的な粘着テープ式捕虫機と比較して、飛来昆虫に対し約10倍の捕虫効果を確認しています。

IPM(総合的病害虫管理)(※)に基づいた防虫対策

昆虫が建物に侵入してきた際の一般的対処法は薬剤による殺虫ですが、従来から人体や環境への影響が懸念されてきました。当社ではIPMの考え方を取り入れた防虫対策の技術開発を進めており、本機は薬剤を使用することがないため、人や環境に優しく、捕獲した虫の処分や誘虫用蛍光灯の交換などメンテナンスも容易に行える構造が特長です。
医薬品・食品などの製造工場では通常、施設の出入口に前室を設けることで防虫を図っています。当社では今後「バグキーパー」を、前室設置の難しい出入口や前室の無い既存施設の防虫設備として展開していく予定です。また、設置方法・場所については、これまで培ってきた科学的データをもとに、積極的な提案を行っていきます。

本年6月30日~7月2日に東京ビッグサイトで開催されるアジア最大の医療品・化粧品・洗剤の研究開発・製造技術国際展「第23回 インターフェックス ジャパン」に「バグキーパー」を出品します。

IPM(Integrated Pest Management)について
主に薬剤を使用した殺虫による昆虫(害を及ぼす昆虫)の根絶を目指すのではなく、多様な防除手段を組み合わせ効果的に用いることによって、薬剤の使用を極力おさえ、害虫の生息数を許容できる範囲内に抑え、衛生的な環境を維持する管理手法。

「バグキーパー」

  • 主にハエ類・蚊類などの飛来虫に有効で、一般的な粘着テープ式捕虫機に比べ、約10倍の捕虫効果
  • 薬剤を使用せず昆虫の防除が可能で、人や環境に優しい
  • 捕獲した虫の処分や誘虫用蛍光灯の交換などメンテナンスが容易な構造
  • 据置型と、移動が容易なキャスター型の2タイプ

「バグキーパー」の仕様

外形寸法 300×300×1800㎜(キャスター架台600×600×70㎜を除く)
誘虫光源 直管40W形誘虫用蛍光灯×1灯
騒 音 54dB
重 量 約45㎏(キャスター架台を除く)
消費電力 約200W(AC100V電源使用)
外装素材 鋼板製焼付塗装
製品の販売について
「バグキーパー」は当社の開発・設計により商品化するものですが、製造と販売は日本エアーテック(社長:平沢真也、TEL:03-3872-6611)が行います。

実証実験

2008年、当社技術研究所の「防虫実験室」で、吸引式捕虫機「バグキーパー」(40W誘虫用蛍光灯1灯)と最も汎用的な捕虫機である粘着テープ式捕虫機(20W誘虫用蛍光灯1灯)を横並びに設置して、捕獲虫の比較を行いました。気温や天候によって多少の幅はありましたが、バグキーパーは汎用機に比べ約10倍の捕虫性能が確認されました。