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剥離・回収・減容をワンストップで行う「吹付けアスベスト除去システム」を実用化

~手作業剥離の約2倍の効率、容積1/3の減容を実現~

リリース
2012年4月9日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:竹中統一)と朝日機材(社長:有吉 泰)は、壁や天井などに吹き付けられたアスベストを効率的に剥ぎ取り、剥ぎ取ったアスベストの体積を減らして収集する「吹付けアスベスト除去システム」を開発しました。本システムは、①剥離装置、②サイクロン式分離装置、③集塵機、④減容機で構成され、アストベストの剥離、回収から減容までをワンストップで行うのが特徴です。人手による細やかな作業が可能で、2008年に開発した大型の「アスベスト処理ロボットシステム(※)」では作業が困難だった、細かく仕切られた建物の狭い部位などにも有効で、様々な部位のアスベストを広範囲に効率よく除去できます。
本システムは、現在解体工事が進められている旧ホテルプラザ(大阪市北区)の作業所で実証実験を行い、アスベスト剥離の作業効率5m2/hという効果を確認しました。剥ぎ取ったアスベストを手で拾い集める作業も必要ないため、現在一般的に行われている手作業での処理(2.7m2/h)と比較し、約2倍の作業効率になります(当社調べ)。また、剥離・回収したアスベストの容積を3分の1程度に減らすことができ、運搬コストや最終処分費用の削減も可能です。
当社では、今後増加が予想される、中高層建物の解体やリニューアルにおけるアスベスト除去工事に向けて、本システムを提案していきます。

NEDOの2007~08年度委託事業として、当社が08年に開発。事務所ビルなどの比較的広い空間の鉄骨耐火被覆を対象に、遠隔操作で安全に効率よくアスベストを除去。
URL:http://www.takenaka.co.jp/news/pr0811/m0811_03.html

■本システムの特長

  • アスベストの剥離、回収から減容化して袋詰めまでをワンストップで実施
  • 「アスベスト処理ロボットシステム」の導入が困難だった、建物の狭い部位などにも有効で、様々な部位のアスベスト除去を広範囲に対応可能
  • 剥ぎ取ったアスベストは、床上などに落ちることなく減容機の専用ビニール袋に回収されるので、作業環境と作業員の安全性が向上し、外部へのアスベスト飛散リスクが減少
  • アスベストが床上に散乱することがないため、落ちたアスベストを回収する作業が不要
  • アスベストの剥離作業は5m2/h。現在一般的に行われている手作業での処理(2.7m2/h)と比較し、約2倍の作業効率を実現
  • 剥離・回収したアスベストの容積を3分の1程度に減らすことができるので、運搬コストや最終処分費用が削減

■本システムの概要

本システムは、①剥離装置、②サイクロン式分離装置、③集塵機、④減容機で構成。

概要
①剥離装置 アスベストを<掻き取り式剥離装置(重量2.5㎏)>で掻き取った後、<回転ブラシ剥離装置(重量4.5㎏)>で細かく剥離することで、仕上げ磨きを行う。
②サイクロン式分離装置 剥ぎ取ったアスベストを遠心力で、空気と分離する。(重量35㎏)
③集塵機 サイクロン式分離装置によって分離できなかった粉塵を濾し取る。(重量55㎏)
④減容機 サイクロン式分離装置から送られてきたアスベストを圧縮、すりつぶして粒状にし、専用のビニール袋に詰める。(重量70㎏)