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南相馬市内の道路除染に小型高圧路面洗浄車を日本で初めて導入

~現地での実証試験で効果を確認~

リリース

2012年9月26日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:竹中統一)・竹中土木(社長:竹中康一)・安藤建設(社長:野村俊明)・千代田テクノル(社長:細田敏和)と日本環境調査研究所(社長:赤堀勉)は、南相馬市除染作業及び除去土壌等の保管管理業務委託において、当社技術研究所で実施してきたアスファルト面の除染試験での知見及び事業性の検討から、市内の道路除染に排水同時回収型の小型高圧路面洗浄車「NILFISK “サイクロンCY5000”」を日本で初めて導入しました。10月より市内の道路除染に活用します。

本機器は、海外の空港滑走路等の洗浄に用いられてきたものです。これまでアスファルト舗装道路の除染に使用されてきた排水性舗装機能回復車に比べて非常にコンパクトなため(車幅1.4m)、狭く細い道路を含む様々な道路で適用が可能です。
また、給水タンクと排水タンクの2つを車載しており、路面を最大28MPaの高圧水で洗浄すると同時に排水を吸引して回収することができ、これまで実施されてきた人力による高圧洗浄法に比べて10倍以上の施工効率で除染を実施できます。

■当社技術研究所における除染実験結果

当社技術研究所で実施してきた試験から、アスファルト表面に堆積した塵埃に放射性物質が比較的多く吸着していることがわかっており、この塵埃を速やかに回収することがアスファルト面における高圧洗浄除染のキーポイントになります。

■南相馬市での実証効果

南相馬市原町区片倉地区での実証効果(上太田矢川原片倉線,片側300mにて実施)
1583cpm ⇒ 720cpm(低減率:55%※1)

実証試験の様子

路面の様子(左:未洗浄、右:洗浄後)

※1 この低減率は、今回の実証試験での値であり、汚染の状況、作業条件等により効果は異なります

プロジェクト概要

業務名 南相馬市除染作業及び除去土壌等の保管管理業務委託
発注者 福島県南相馬市
受注者 竹中工務店・竹中土木・安藤建設・千代田テクノル共同企業体
協力会社 日本環境調査研究所/リンレイ(メンテナンスサポート)
除染対象 道  路 :約1,000km(うち、舗装道路:644km)

■洗浄車概要

メーカー名 Nilfisk-Advance
車体寸法 3,900×1,400×1,900 (mm)
車体重量 3,755 (kg) : 洗浄水含む
最高速度 15km/h以下(小型特殊自動車対応)
作業速度 0.8~4km/h
清掃幅 864㎜
給水タンク 1,363L
排水タンク 1,192L
洗浄圧力 8~28Mpa
洗浄水量 19L/min
給水1回あたり施工面積 約1,500m2
1日当たり施工面積 約5,000m2
前述の「NILFISK」はNilfisk-Advanceの登録商標です。

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