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2014年4月施行の新法による「特定天井」にも対応

吊天井の防振・耐震天井システム「OTO-LESS(オトレス)耐震天井」を開発

~高い遮音性能が要求される音楽ホールやシネコン等の天井脱落対策~

リリース

2014年7月25日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:宮下正裕)は、高い遮音性能が要求される音楽ホールやシネコン等の天井に、地震による揺れを防ぐ機能を持たせるための防振・耐震天井システム「OTO-LESS(オトレス)耐震天井」を開発しました(特許出願中)。
一般的に音楽ホールやシネコンでは、演奏音や上映音が他の部屋や外部に騒音として伝わらないように、また、外部からの騒音が室内に伝わらないように、防振機構のある吊天井を採用しています(図1)。しかし、このタイプの吊天井は地震に弱く、地震による揺れを防ぐためのブレースを設置する必要がありますが、ブレースを通して(振動)が伝搬してしまうという問題があります(図2)。
今回当社が開発した「OTO-LESS(オトレス)耐震天井」システムでは、ブレース下端と天井面の間に特殊な接合金物を設置することにより(図3)、音の伝播を防ぎながら天井に高い耐震性能を持たせることを実現しました。
当社では、多くの人が集まる空間の地震時の安全性を確保するために、音楽ホールやシネコン等の天井に本システムを提案していきます。「特定天井」にも対応可能です。

なお、本システムの開発にあたっては、基本的考案を当社が行い特許申請し、金物形状等の開発と実施設計は当社と(株)オクジュー(社長:熊本辰視)が共同で開発を進め、2014年9月の商品化を予定しています。

2014年4月1日に施行された「建築物における天井脱落対策に係る技術基準」を定めた告示では、人が日常利用する場所でかつ、天井の高さが6m、かつ面積が200m2、質量が2㎏/m2を超える吊天井を「特定天井」とし、地震時の天井脱落防止対策を義務化している。

■防振と耐震の仕組み

防振と耐震の仕組み

■システム概要

ブレース下端と天井面の間に特殊な接合金物を設置し、特定天井に対応した防振・耐震天井を実現します。

断面模式図

■ブレース下端と天井面の接合部(A部)

ブレース下端と天井面の接合部