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PCaコンクリートの柱と梁の接合作業を省力化した「TT‐JOINT」工法を開発

~作業所における接合作業の15%省力化を実現~

リリース

2015年11月13日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:宮下正裕)は、鉄筋コンクリート(RC)造のPCa工法を用いた施工において、柱と梁の接合作業を省力化した「TT‐JOINT」工法(特許出願済)を開発し、済衆館病院西館(愛知県北名古屋市)に初適用しました。当プロジェクトでは、接合部現場打ちとした従来PCa工法と比べて、同一コストで約15%の省力化を図ることができました。

PCaコンクリート
あらかじめ工場でコンクリートを打設・養生し、部材の形に硬化させたもの。天候に左右されずに製造できるため品質が安定し、全体の工期も短縮できる。

これまで、コンクリートの柱部材と梁部材を接合する際には、その接合部においては、地震時等の荷重抵抗するための柱主筋および梁主筋を接合すると共に、接合部せん断補強筋を配筋することが不可欠でした。 「TT-JOINT」工法は、接合部内梁主筋を①機械式定着プレートで定着、②せん断補強筋は接合部の上下端を除き省略し、③接合部全体には鋼繊維補強コンクリート(鋼繊維を分散させた高強度コンクリート)を打設するものです。従来工法で必要とされた梁主筋の接合およびせん断補強筋の配筋作業がなく、現場作業の大幅な省力化を実現します。


従来PCa工法の配筋図とTT-JOINT工法の配筋図

当工法は建築分野において、国内で初めて鋼繊維補強コンクリートの効果を構造設計に取り入れたほか、柱梁接合部をPCa化した工法と比べて部材の形状から輸送効率に優れている点も特徴です。 当社では今後、鉄筋コンクリート(RC)造における接合部の施工に現場作業の省力化に資する「TT‐JOINT」工法を広く展開していく予定です。

「TT‐JOINT」工法 施工状況

TT‐JOINT工法施工状況

済衆館病院西館 建物概要

済衆館病院西館
建築主 医療法人 済衆館
建築地 愛知県北名古屋市
用途 病院
建築面積 2,563m2 777坪
延床面積 7,798m2 2,363坪
工期 2014年12月~2016年1月(14ヵ月)