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「ワンウェイキャピタル構造」を開発し高性能免震冷凍冷蔵倉庫に採用

リリース

2016年4月8日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:宮下正裕)は、ニッスイ・エンジニアリング株式会社と共同で開発した、 「ワンウェイキャピタル構造」(特許出願済)を 2016年4月開業予定の高性能免震冷凍冷蔵倉庫「日水物流(株) 大阪舞洲(まいしま)物流センター」に採用しました。


図1 ワンウェイキャピタル構造(パース)

図1 ワンウェイキャピタル構造(パース)


冷凍冷蔵倉庫は、食生活の高度化・多様化により変化するニーズに対応するために、冷却効率の向上や庫内空間の最大化など高付加価値化が必要です。「ワンウェイキャピタル構造」は、冷気の流れを考慮した冷凍冷蔵倉庫に最適な架構形式です。気流を妨げる方向の梁がなく、一方で気流と同じ方向には冷気がスムーズに流れるようにワンウェイ(一方向)のキャピタル※1が存在し、倉庫内の冷却効率が向上します。また、キャピタルは扁平とすることで、積荷スペースを有効に確保しています。(図2,3)

※1 キャピタル:床を補強する目的で柱頭部に設ける支板

図2 気流解析

図2 気流解析


図3 内観パース

図3 内観パース


また、災害時にも事業を継続するためにBCPに配慮し、免震構造を採用しています。荷物の積卸しをするためのスペースであるトラックバース面は、高強度コンクリートの柱の採用により柱本数を削減し、フレキシブルなバース配置を可能としています。確保したバース数は設備規模に⽐較して最多レベルであり、待機⾞両数を軽減します。(図4)さらに、壁面には柱型の無い構造形式の採用により、倉庫内のデットスペースを無くし保管効率が向上しています。

図4 トラックバースレイアウト

図4 トラックバースレイアウト


お客様の多くの経験と、当社の構造エンジニアリングとが融合することで、冷却効率が高く使い勝手の良い、お客様の想いを具現化する新しい高性能免震冷凍冷蔵倉庫を実現しています。

ワンウェイキャピタル構造採用事例

日水物流(株) 大阪舞洲物流センター

工事名称 日水物流(株) 大阪舞洲物流センター
建築主 日水物流株式会社
用途 冷蔵倉庫
建築地 大阪市此花区北港緑地1丁目1番68号
構造 鉄筋コンクリート造、基礎免震構造
規模 地上5階
延床面積 約19,130m2
設備能力 約25,400設備トン
設計 ニッスイ・エンジニアリング株式会社
株式会社竹中工務店
工期 2015年3月 ~ 2016年3月