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昭和初期を代表する木造住宅建築である「聴竹居」を取得し地元と共に保存活用

リリース

2017年1月16日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:宮下正裕)は、1928(昭和3)年に建設された名作住宅「聴竹居(ちょうちくきょ)」(所在地:京都府大山崎町)を取得しました。

「聴竹居」は、竹中工務店に在籍していた故・藤井厚二(※1)が、京都府大山崎町に建てた5回目の自邸です。和洋の生活様式の統合とともに日本の気候風土との調和を目指した昭和初期の木造住宅として、2000年にはDOCOMOMO JAPAN(※2)の日本を代表する「モダニズム建築20選」にも選定されています。

日本人のライフスタイルや感性と日本の気候風土に合わせた「日本の住宅」として先駆的存在で、歴史的・文化的価値が極めて高い「聴竹居」を、適切に維持・管理し保存活用して後世に遺していくことは、「サステナブル社会の実現を目指す」という当社グループのCSRビジョンの実現にもつながるものです。当社は2019年に、創立120周年を迎えますが、その記念事業の一環としても位置付けております。

聴竹居

聴竹居

なお、「聴竹居」は、「一般社団法人聴竹居倶楽部」を通じて今まで通り見学等が可能で、ご希望の方々には地元を中心としたスタッフで対応していきます(※3)。
今後は、「聴竹居」が所在する大山崎町や地元住民とより一層の連携・協力を図り、見学会やイベント等の開催や当社グループ社員による研修等での利活用、さらに歴史的建築物の保存活用に関する研究等、地域と一体となった建築文化の発信に努めて参ります。


※1) 藤井厚二(ふじい こうじ、1888~1938年)は、竹中工務店初の帝大卒の建築家として1913年に入社し、在籍した1919年までの6年間に「朝日新聞大阪本社(1916年)」、「村山龍平邸和館(1917年)」、「橋本汽船ビル(1917年)」などの設計を担当。その後、1926年に職制として制定される設計部の礎を築く。竹中工務店退社後、京都帝国大学で教鞭(きょうべん)を執りながら自邸を次々と建て、その完成形としたのが「聴竹居」。真に日本の気候風土に適合した住宅の在り方を環境工学の点から科学的に考察した「日本の住宅(1928年)」を著す。
http://www.takenaka.co.jp/design/architect/01/index.html
※2) モダン・ムーブメントにかかわる建物と環境形成の記録調査および保存のための国際組織の日本支部。
http://www.docomomojapan.com/
※3) 見学等をご希望される場合は、以下聴竹居のホームページの「問い合わせ先」からアクセスください。
http://www.chochikukyo.com/

物件概要

所在地 京都府乙訓郡大山崎町大山崎谷田31
構造規模 木造平屋建
延床面積 本屋 / 173m2  閑室/ 44m2  下閑室/ 33m2
竣工 1928年(本屋・閑室)1930年頃(下閑室)