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耐震性に優れた建物の地下構造を実現する「ソイルクラベット®工法」を開発
ささしまライブ24地区「グローバルゲート」に適用

リリース

2017年7月7日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:宮下正裕)は、液状化対策技術との組み合わせにより、合理的で耐震性の高い地下構造を実現する「ソイルクラベット工法」(特許登録済)を開発し、名古屋駅南に位置するささしまライブ24地区の超高層建物「グローバルゲート」に適用しました。

当社では、液状化現象が想定される軟弱地盤を改良する「TOFT工法®」を広く展開し、これまで80件を超える適用実績があります。
「ソイルクラベット工法」は、「TOFT工法」との組み合わせで活用する工法です。通常、地震により建物が横に揺れた時の力(水平力)はすべて建物を支える杭に伝わります。「ソイルクラベット工法」は基礎底面に凹凸部を設けて摩擦抵抗を増大させることで、「TOFT工法」により構築した改良体へ地震時の水平力を負担させる工法です。地震時に基礎底面の滑りを防ぎ、杭に作用する水平力を低減することが可能なため、杭径を小さくしたり、杭の耐震安全性を向上させることができます(図1)。


図1ソイルクラベット工法

ささしまライブ24地区「グローバルゲート」は、名古屋駅の南約1kmに位置する再開発エリアのシンボルプロジェクトです。名古屋プリンスホテル スカイタワー (高さ約170m)・大和ハウス名古屋ビル (高さ約88m)の2つの高層棟と、その間をつなぐ低層棟から構成されています(図2)。名古屋プリンスホテル スカイタワーは低層部にカンファレンス、中層部にオフィス、高層部にホテルが計画され、高い耐震安全性とハイグレードな居住性を確保しています。

本建物では、地盤の液状化を防止するために格子状地盤改良「TOFT工法」を基礎全体に適用し、建物重量の大きい名古屋プリンスホテル スカイタワーはパイルド・ラフト基礎(直接基礎+杭基礎)、低層棟・大和ハウス名古屋ビルは直接基礎として計画し(図3)、「ソイルクラベット工法」によって大地震時の基礎底面の滑りを防止し、杭の損傷や基礎全体の偏心を抑制することで、合理的で高い耐震安全性を実現しました。

建物概要

建物名称 ささしまライブ24地区「グローバルゲート」
建築主 ささしまライブ24特定目的会社
用途 オフィス・ホテル・店舗・会議室・駐車場
建築地 名古屋市中村区平池町4丁目
構造 地上部柱CFT造、梁S造(制振構造)、地下SRC造
規模 名古屋プリンスホテル スカイタワー:地上37階 塔屋2階 地下2階
大和ハウス名古屋ビル:地上18階 塔屋2階 地下2階
低層棟:地上6階 地下2階
延床面積 約157,540m2
設計・施工 株式会社竹中工務店
工期 2014年10月~2017年3月

TOFT併用パイルド・ラフト基礎工法
http://www.takenaka.co.jp/news/pr0402/m0402_03.html(新しいウィンドウでページを開く)