2000年6月6日
国際ショッピングセンター協会(ICSC)主催
国際デザイン開発賞で「HEP FIVE」が優秀賞
〜企画コンセプト、テナントミックス、景観が総合的に評価され受賞〜
ライトアップされた大観覧車が美しい大阪・梅田の中心部のランドマーク「HEP FIVE」(Hankyu Entertainment Park)が、国際ショッピングセンター協会(ICSC:International Council of Shopping Centers)が主催する国際デザイン開発賞(International Design & Development Awards Program)で、企画・デザインに関して日本のチームだけで開発した商業施設としては初めての優秀賞を受賞しました。
所有者の阪急不動産と竹中工務店とが企画・設計・施工・テナントミックス等で協力し合って1998年11月にオープンした都心型の商業施設「HEP
FIVE」は、世界でも例を見ない直径75mの大観覧車が梅田という西日本最大のターミナルエリアに出現したことで、街の景観と梅田地区のイメージを大きく変えました。この観覧車の特徴は建物中間階の7階に乗場が設置されている点で、乗車後の外壁に挟まれた空間から空中に放り出されるような体験と、最高106mからの眺望が人を惹きつける鍵となっています。また、快適性を高めるための冷暖房設備やBGMも流すなどの工夫がなされています。日本だけでなく世界中から集まってくる人々を「HEP=Entertainment=もてなし」する場として、隣接する「HEP
NAVIO(旧ナビオ阪急)との外装色彩の統一、外資系を含めたテナントミックス、バリアフリーへの対応、エコロジカルな「氷蓄熱システム」や「太陽光発電システム」の採用などハードからソフトまでもてなしに相応しい国際性、規模、内容を備えています。
このような商業施設の開発コンセプトとその成果が、商業施設対象では最も権威がありユニークな地位を占める国際デザイン開発賞の「新規プロジェクトの革新的企画・デザイン・建設部門(Innovative
Design & Construction of a New Project)」で高い評価を受け、優秀賞(Certificate of Merit)に選ばれたものです。
今回は「新規プロジェクトの革新的企画・デザイン・建設部門」に世界中から多くの応募があり、最優秀賞5点、優秀賞10点が選ばれました。なお、「既存物件の改装・拡張」部門では最優秀賞2点、優秀賞3点が選ばれました。
表彰式は、商業施設の開発分野では世界最大規模で影響力の大きい2000年ICSC春期コンベンション開催期間中の5月23日(火) 午前7時30分、ラスベガスヒルトンホテル・ヒルトンセンターでのICSC朝食会で行われました。審査委員長から、受賞者が紹介され、スライドショーで「HEP
FIVE」他の受賞作品が紹介されました。
多層にわたる立体的な専門店ビルの成功例が少ないため、この観覧車が載ったユニークな商業施設に、海外のデベロッパーからも多くの関心が寄せられました。
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◆「HEP
FIVE」の概要
| 名 称 |
HEP FIVE(ヘップ ファイブ) |
| 所在地 |
大阪市北区角田町5−15 |
| 構 造 |
鉄骨造、鉄筋コンクリート造 |
| 階 数 |
地上10階、地下3階 |
| 延床面積 |
52,755m2 |
| 所有者 |
阪急不動産株式会社 |
| 運営会社 |
株式会社阪急ファィブ |
| 設 計 |
株式会社竹中工務店 |
| 施 工 |
株式会社竹中工務店ほかJV |
| オープン |
1998年11月28日 |
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◆国際ショッピングセンター協会(ICSC)について
本協会は教育、コンファレンス、コンベンション、出版、研究、法的措置などの活動を通じて会員相互の情報交換、交流を促進し、商業施設事業の支援を行うことを目的に
1957年に設立され、43年の歴史を持つ非営利団体。本部はニューヨーク。世界75ケ国のデベロッパー、投資家、リテーラー、商業施設オーナー、設計事務所、政府関連団体等商業施設の開発運営関係者など38,000人が会員です。日本企業では、デベロッパー、ショッピングセンター、リテーラー、建設、設計の企業約100社が加入しています。主な活動は、欧米、アジアなどで250回を超えるコンファレンス・ミーティングの主催、インターネットでの各種データの発信、定期刊行物など情報ツールの発行などです。
中でも、毎年5月にラスベガス コンベンションセンターで開催される春期コンベンションは世界最大規模のもので、世界中の投資家、ディベロッパー、リテーラーなどの関係者が集い、直接商談を行います。今年も5月23日〜25日まで同じくラスベガスで開催され、参加社数は865、来場者は約3万人でした。
竹中工務店は、96年の春期コンベンションに日本企業としては最初にブースを設け、毎年各種プロジェクトの商談を実施して外資企業の誘致活動を行ってきました。97年にはHEP
FIVEの模型を展示し、阪急不動産の担当者と共同で商談を行ないました。今年もブースを設け、外資系企業と活発な商談を行なってきました。
* ICSCのホームページ:http://www.icsc.org
* ICSCの春季コンベンションのホームページ:http://www.icsc.org/cgi/mtdsp?meeting=2000SC
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