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2000年11月6日

高さ世界一の免震超高層マンション「パークシティ杉並」竣工
~28階建、高さ93.1mは免震構造として国内最高~

株式会社竹中工務店

「パークシティ杉並」竣工写真
竹中工務店(本社:大阪市、社長:竹中統一)が設計・施工を担当した免震超高層マンション「パークシティ杉並」が、10月31日に竣工しました。この建物は、免震建物として高さ日本第1位、世界第2位、免震マンションとして世界一の高さとなります。当建築は、鉄筋コンクリート造、地上28階・塔屋2階で、最高部93.1mの超高層棟(204戸)と3~5階建て低層棟3棟の合わせて4棟全てに免震構造を適用した分譲マンションで、総戸数は243戸、建築主は(株)ジャパンエナジーと三井不動産(株)の2社です。
免震超高層マンションは、購買層の安心感が満たされるため、適用案件が増加傾向にあります。



◆免震システムとその免震効果

今回の免震システムは、地震時に建物の柱脚部に作用する「引抜き力」に抵抗するため、当社と(株)ブリヂストンが1996年に共同開発した高強度積層ゴム「HSR(High Strength Rubber Bearing)」(特許申請済)を採用しています。高強度積層ゴムはゴムに炭素などを混ぜて圧縮・引張り強度を高めたものです。
「パークシティ杉並」では建物の1階床下と基礎の間に免震層を設け、引抜き力が発生する建物外周部に直径110~150cmの5種類の高強度積層ゴム「HSR」を16基、建物中央部に通常の天然ゴム系積層ゴムを14基、合計30基の積層ゴムを設置しています。また、揺れを速やかに減衰させるために「U型鉛ダンパー(三菱マテリアル製)」を99基併設しています。
超高層建物へ免震を採用することによって、建物には補修を要するような被害や家財・設備の転倒・破損はほとんど発生せず、また地震の最中でも揺れによるパニックを防ぐことができ、地震に対してより高いレベルの安全性と安心感の得られる超高層マンションが実現しました。


ユニークな形状の免震装置
(左:U型鉛ダンパー)



◆「パークシティ杉並」の概要

建築地 東京都杉並区和田2丁目
建築主 (株)ジャパンエナジー、 三井不動産(株)
敷地面積 5,557 m2
延床面積 26,354 m2 (超高層棟:18,980m2
構造規模 鉄筋コンクリート造(免震構造)
超高層棟:地上28階、塔屋2階(A棟)
低層棟 :地下 1階、地上4階(B棟)・5階(C棟)・3階(D棟)
最高高さ 93.1m(軒高87.5m)
戸 数 総戸数:243戸(超高層棟:204戸、低層棟:39戸)
設計・施工 (株)竹中工務店
工 期 1998年6月~2000年10月


「パークシティ杉並」の外観、内観、施工



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