竹中工務店東京本店新社屋が最高ランクのCASBEE評価認証を取得
~オフィスビルとしてサステナブル建築のパイオニア的存在に~
2005年9月15日
株式会社竹中工務店
(株)竹中工務店(本社:大阪市、社長:竹中統一)は、2004年11月に竣工した「竹中工務店東京本店新社屋」が(財)建築環境・省エネルギー機構(IBEC)が推進する建物の総合環境性能評価システム「CASBEE(*)」において、最高ランク「S」評価、「環境性能効率(BEE)=4.9」の認証をこのほど(9月7日付で)取得しました。
環境に配慮した建築として当社が推進するコンセプト“サステナブル・ワークス®”の実験場として位置付けた「竹中工務店東京本店」新社屋が第三者機関から最高ランクの認証を取得したことによって、環境に配慮した当社の建築技術・思想が社会的に評価されたものと考えます。
- * CASBEE : Comprehensive Assessment System for Building Environmental Efficiency
東京本店新社屋は、(1)高効率・高品質なワークプレイスの構築、(2)環境負荷の低減、(3)コストパフォーマンスの追求という、3つのコンセプトに基づいて、次世代オフィスビルを目指して計画しました。
特にCASBEEの評価のポイントとなる環境負荷低減については、自然風を利用したハイブリッド空調や、自然エネルギーを最大限に利用した技術(太陽光採光装置、屋根集熱ダクト)を採用している他、「低温水蓄熱」、「氷蓄熱」、「大温度差搬送」を採用したことによって、低温度化・大温度差化による熱源・空調システムの省エネルギー化を図っています。
所在地 |
東京都江東区新砂1丁目1-1 |
|---|---|
延床面積 |
29,747m² |
構造・規模 |
S造、地上7階・塔屋1階 |
工 期 |
2003年10月~2004年9月 |

((財)建築環境・省エネルギー機構ホームページより) http://www.ibec.or.jp/CASBEE/accredit.htm#accredit_outline
建築物の資産価値を左右する総合環境性能評価が欧米のみならずアジア諸国にも急速に広まりつつあります。一方、ISOでは国際規格化が急ピッチで進められています。
このような背景から、より良い環境品質・性能を、より少ない環境負荷で実現するための建築物総合環境性能評価システム「CASBEE」が国土交通省の支援のもとに産官学共同で研究・開発されています。
政府では、「都市再生事業を通じた地球温暖化対策・ヒートアイランド対策の展開」(2004年12月10日都市再生本部決定)及び「京都議定書目標達成計画」(2005年4月28日閣議決定)等において、CASBEEの開発・普及が位置付けられました。また、いくつかの地方自治体においては、CASBEEを活用して、建築物の環境性能評価の届出を義務付け、その評価結果を公表するという取り組みも進められています。
CASBEEは、設計者等の環境配慮設計のための自己評価ツールとして、また、建築行政での活用や建築物の資産評価等に利用可能な環境ラベリングツールとして利用されることを目的に開発されたものですが、CASBEEの評価結果を第三者に提供する場合にはその信頼性や透明性の確保が重要となります。
評価認証制度はこれらの観点から設けられた制度で、「CASBEE」による評価結果の的確性を確認することにより、その適正な運用と普及を図ることを目的としています。
(出典:(財)建築環境・省エネルギー機構ホームページ)
CASBEEの評価項目は、大きく(1)建築物の環境品質・性能、(2)建築物の環境負荷低減性に分かれており、それぞれ詳細な項目が設定され5段階で評価されます。ランク分けは、S、A、B+、B−、Cの順となっています。
![]() [ 拡大 ] |
![]() [ 拡大 ] |
[ ニュース・イベントTOPへ ]

