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オフィスビル向けに高品質な無線LAN環境を提供する「ワイヤレス環境サポート」を開発
建築とIT機器分野の融合により、電波の混信や干渉の無い高い品質の無線LAN環境を実現

2005年11月11日
株式会社竹中工務店

(株)竹中工務店(本社:大阪市、社長:竹中統一)は、オフィスビル向けに、電波の混信や干渉の無い高品質な無線LAN環境を提供する「ワイヤレス環境サポート」をこのほど開発、新築、リニューアルを問わず、プロジェクトでの活用を図っていきます。
「ワイヤレス環境サポート」は、建物の周辺環境及び、フロア毎の電波環境の測定と無線LANの通信品質の診断、LANシステムの設計・施工、シールド対策、電波環境に関する運用マニュアル作成など、ハード、ソフト両面にわたり、事前調査から無線LANの運用段階まで、建築分野とIT機器分野が融合したトータルでオフィスビルの電波環境の向上を図るワンストップで対応するソリューションです。
なお、「ワイヤレス環境サポート」の開発にあたっては、当社が得意とする各種電磁シールド技術や、電波環境の測定・設計技術を基に、京セラコミュニケーションシステム株式会社の無線LANの通信品質に関する測定や設計、アンテナ配置のシミュレーション技術の協力を得ました。また、シスコシステムズ株式会社の「Aironet(エアロネット)(*1)」及び、インテル株式会社の「インテル® Centrino™(*2)モバイル・テクノロジ」搭載ノートパソコンを用いた検証試験を行い、両社より一部機材及び、無線LAN機器の仕様・特性等の無線技術情報の提供を受けております。

  • *1 「Aironet」(エアロネット)は、シスコシステムズ株式会社の登録商標です。
  • *2 インテル、およびCentrinoは、アメリカ合衆国および他の国におけるインテルコーポレーションおよび子会社の登録商標または商標です。

■ 背景

近年、無線LANは、その利便性と無線LAN機器の低価格化により、導入する企業が増えています。しかし多くのテナントが入るオフィスビルでは、電波の混信や干渉による無線LANの通信品質の低下が問題となっています。また無線LANの環境下では、無線LANを快適な状態にするために、電磁シールド等を行うことから、携帯電話の使用に支障をきたすケースも散見されます。これらは、無線LANの導入が増えていく中で、使用可能な電波が限られていることからくるもので、テナント毎の適切な電磁シールド対策・機器選定などが不可欠となっています。


■ 「ワイヤレス環境サポート」について

こうした中で開発した「ワイヤレス環境サポート」のサービス内容は以下の通りです。

1. 着工前に周辺の電波環境を調査します。
新築工事の場合は、着工前に建物周辺の電波環境を調査します。既存建物の場合は、建物内での電波環境調査や周辺からのノイズレベル調査を行います。

2. 最適なワイヤレス環境を設計します。
調査結果と建物特性を基にシミュレーションを行い、必要に応じてオフィスビル向けに新開発した業界初のシールド技術を駆使し、最適なワイヤレス環境を設計します。また携帯電話も快適に利用できるように無線LAN機器側の調整も合わせて行い、必要最小限の電磁シールドとすることで、快適な無線LAN通信を実現すると共に、携帯電話も支障なく使用することができます。

3. 施工中に性能検査を実施し、最適な通信環境を実現します。
建物施工中には、各段階での性能検査を実施し、微調整を行いながら最適な通信環境を実現します。

4. 竣工時には「無線LAN運用マニュアル」を提供します。
竣工時には建物毎の特性に合わせた電波の混信・干渉を防ぐための「無線LAN運用マニュアル」を提供します。

5. 運用段階では「無線LAN通信品質診断システム」による定期測定を実施します。
運用段階では、当社で開発した短時間で無線LANシステムの通信品質を診断できる「無線LAN通信品質診断システム」により定期測定を実施します。周辺環境の変化やテナントの入れ替え等によるワイヤレス環境の変化に応じて、定期的に通信品質をチェック、必要に応じてワイヤレス環境の改善提案を行います。

ワイヤレス環境サポートのフロー
ワイヤレス環境サポートのフロー


関連サイト : http://www.takenaka.co.jp/solution/function/wireless/index.html