ICタグの複数同時読み取りを実用化
キシダ化学(株)つくば事業所の試薬保管用自動倉庫で本稼動を開始
2007年3月6日
株式会社 竹中工務店
(株)竹中工務店(社長:竹中統一)が新たに開発した、ICタグ(※)の複数個同時読み取りをシステム化した自動倉庫が、キシダ化学株式会社(本社:大阪市中央区、社長:岸田充弘)つくば事業所に納入され、本稼動を開始しました。
キシダ化学株式会社は、化学、医療など様々な分野で使用される試薬のトップメーカーで、数万点に及ぶ試薬の製造と管理を行う「コンビケムサポートシステム」を展開しています。ICタグの複数個同時読み取りが可能になったことで、専用コンテナに保管された試薬を自動倉庫へ出入庫する際、コンテナ毎に収納された試薬瓶(標準で20本を保管)に付けられたICタグを、専用ステーションで一括読み取りすることで自動検品及び入出庫します(時間あたり最大141コンテナの入出庫が行えます)。これらの管理情報は、ステーションに設置されたディスプレイで瞬時に確認することができます。これにより試薬の検品管理業務について、従来比で20分の1のスピードで処理ができ、従来のシステムでは難しかった多重のチェック機能で、信頼性の高い管理レベルを実現しています。
<ICタグ一括読取装置(特許出願中)> |
![]() (コンテナ内試薬瓶の個々に付けられたタグを同時に100%の精度で瞬時に読取します) |
■機器構成
| ICタグ | :トッパンフォームズ製 |
| タグの規格 | :I−CODE・SLI(ISO15693) |
| 自動倉庫 | :イトーキ製 |
| タグ読取用アプリケーション | :トッパンフォームズ製 |
■キシダ化学株式会社つくば事業所 概要
| 建 物 名 | :キシダ化学つくば事業所 |
| 建築場所 | :茨城県稲敷郡阿見町大字星の里13−2 |
| 建 築 主 | :キシダ化学株式会社 |
| 設計・施工 | :株式会社竹中工務店 |
| 延床面積 | :925.50m² |
| 用 途 | :研究所 |
| 工 期 | :2006年2月2日~9月30日 |

- (※)ICタグとは/注目の次世代の記憶媒体。
非接触(各種の無線周波帯を利用。UHF帯仕様では2mから5mの距離で通信が可能)でタグに対してデータの読み・書きをすることが可能。技術革新により、タグの小型化・低価格化が進んでいる。現状、実用化レベルにあるものは1対1の読み書きするシステムが中心。
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