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蓄電装置と商用電源を併用した「ハイブリッド型タワークレーン」を開発
~電気二重層キャパシタ採用で約7%の省エネを実現し建設現場のCO2削減に寄与~

2007年4月25日
株式会社竹中工務店

(株)竹中工務店(社長:竹中統一)は(株)小川製作所(本社:千葉県松戸市、社長:加藤良治)と共同で、「省電力型蓄電制御システム」を搭載した定置式建築用タワークレーン、「ハイブリッド型タワークレーン」を開発、実用化しました。
「ハイブリッド型タワークレーン」では、電気二重層キャパシタ(*1)を利用した蓄電装置の電力と一般の商用電源の電力を併用する「省電力型蓄電制御システム」により、約7%の省エネを実現します。
当社では、建設現場のCO2削減に寄与するものとして、7月頃をめどに、当社建設現場で随時採用していく予定です。

  • (*1)電気二重層キャパシタ:電池(2次電池)と違って化学反応を要しない蓄電装置の一種。

【「ハイブリッド型タワークレーン」の特長】
  • 電気使用量の低減
    大量の電力を必要とする荷の巻上げ作業時には2つの電力を併用し、荷を降ろす時には、巻上装置で発生した電力を蓄電装置に充電することで、トータルの電力使用量を約7%カットできる省エネタイプの電力制御システムです。
  • 受電設備の低減
    商用電源側電力のピークカットを行うことで、定置式タワークレーンを設置に必要な高圧領域(50KW)に対応する専用の受電設備を低減することができ、低圧領域の基本電力で使用できます。
ハイブリッド型タワークレーン

今回の開発にあたっては、日本自転車振興会の機械工業振興事業補助金の交付を受けた(財)機械システム振興協会が実施する新機械システム普及促進事業の一部助成により製作されました。
従来、定置式タワークレーンはタイヤ付き自動車型エンジン駆動式クレーンと比べて、環境負荷が少なく、安全性が高かったものの、大規模受電設備の設置の必要があり、7~8階建ての中低層建物の建設現場には採用が進みませんでした。今後、「ハイブリッド型タワークレーン」は受電設備の低減を利点に7~8階建ての中低層建物の建設現場に活用していく予定です。