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騒音を音で低減する「アクティブ騒音低減システム」を商品化
~クーリングタワー、発電機、トランスなど固定装置からの騒音に有効~

2007年4月26日
株式会社竹中工務店
株式会社アイ・エヌ・シー・エンジニアリング
株式会社エフ・ピー・エス
特許機器株式会社

(株)竹中工務店(社長:竹中統一)と(株)アイ・エヌ・シー・エンジニアリング(社長:千葉正俊)、(株)エフ・ピー・エス(社長:堀昌司)、特許機器(株)(社長:岡本興三)の4社は共同で、騒音を音で低減する「アクティブ騒音低減システム」を商品化しました。工場等で使用されるクーリングタワー、発電機、トランスなど位置が固定している装置等から発生する、500Hz以下の騒音の減音に効果があります(自動車、鉄道、建設機械など音源の位置が固定できないものから発生する騒音については減音の対象としておりません)。

人工的に発生させた音を使って騒音をアクティブに相殺するシステムは、これまで空調ダクトなど限られた範囲内では活用されていましたが、地形、立木、周辺の建物形状、気温、風などの要因が働く屋外における、固定装置からの騒音低減用に商品化されたのは初めてです。「アクティブ騒音低減システム」は、防音壁では騒音の低減効果が得にくい低周波の騒音を低減するもので、工場周辺の音環境向上に寄与できる技術です。

≪システムの原理図≫


「アクティブ騒音低減システム」は、騒音から発生する音波に逆位相の人工音波を重ね合わせて騒音を低減する技術で、(1)センサマイクロホン、(2)制御回路、(3)制御音源スピーカーで構成されています。センサマイクロホンで集音した騒音源からの音波をリアルタイムで信号処理して最適な人工音をつくりだし、制御スピーカーから放射して騒音を低減するものです。100Hz以下の低周波音(*)に対して特に効果的で、5~10dBの低減効果(騒音のエネルギーが3分の1~10分の1程度にまで減少することに相当)が期待できます(対象周波数は500Hz以下)。効果予測シミュレーションを行なってお客様に提案するため、減音効果を事前に確認することができます。

  • (*)低周波音:低周波音は、揺れや音を感じることで睡眠が妨げられたり、圧迫感、頭痛や吐き気などをもたらす可能性があると言われています。また、低い防音壁を乗り越えやすいという特徴があります。このため、高い周波数の騒音と比べて、低周波音を大幅に低減させるには、従来は非常に高い防音壁を設置する必要がありました。

≪商品概要≫
1. 機器の基本セット:センサマイクロホン1本、制御回路、制御音源スピーカー8本

2. 取り付け費用:事前調査費用+機器の基本セット価格+取り付けに伴うコンサルティング費用+取り付け工事費
*機器の基本セット価格は、800万円程度ですが、案件ごとに減音の要求水準や設置環境が異なるため、構成によって価格は変動します。また、取り付けに伴う各種費用も案件によって変動します。
≪商品概要≫

この件に関するお問合せは下記にお願い致します。
(株)竹中工務店 広報部 電話03-6810-5140
(株)アイ・エヌ・シー・エンジニアリング 技術本部 環境技術部    電話03-3360-3227
(株)エフ・ピー・エス 電話03-5665-6951
特許機器(株) 技術開発本部 電話03-5688-6271