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光塩女子学院で校舎の大規模な曳屋工事を実施、跡地に新校舎建設
〜鉄筋4階建て2500トンを33m移動、思い出の校舎で卒業が可能に〜

2007年8月22日
株式会社竹中工務店

(株)竹中工務店(社長:竹中統一)は、学校法人光塩女子学院(東京都杉並区高円寺南)の2号館新築工事において、建物をそのまま移動させる曳屋(ひきや)技術を活用して、現校舎を移動させ、跡地に新校舎を建設します。一般の校舎等の大型建物を曳屋する工事は珍しく、今回は校舎を、学校が夏休み中の8月8・17・18日の延べ3日間、13時間かけて、西へ4.3m、北へ33.5m移動、新学期以降もこれまで通り使用することができます。

曳屋前
【曳屋前】
arrow 曳屋後
【曳屋後】

通常、校舎の建替工事の際は、旧校舎の取り壊しから新校舎ができるまで、仮設のプレハブ校舎を利用するのが一般的です。今回の光塩女子学院の場合、新築工事が卒業の時期に重なることもあって、思い出の校舎で卒業を迎えたい、迎えさせてあげたい、という生徒や保護者、学校側の想いから、曳屋によって校舎を移動させた上でこれまで通り使用しながら、曳屋した跡地に新校舎を建設する方法が採用されました。
従来、曳屋は歴史的建造物などの“建物を残す”ための工法ですが、今回は逆転の発想で“後で壊す建物を当面残して使う”ことを目的としています。新校舎完成までの約1年間、現校舎を使用することで、防音性や安全性を維持したまま、仮設校舎のわびしさを味わうことがなく過ごすことができ、また引越しの回数も1回で済みます。

これからも竹中工務店は建築主のニーズを汲み、最大限のソリューションを提示していきます。

【光塩女子学院 曳屋工事概要】
建築地
東京都杉並区高円寺南2丁目33番地
建築主
学校法人光塩女子学院
設計
株式会社高垣建築総合計画 株式会社竹中工務店
施工
株式会社竹中工務店
構造規模
RC造・地上4階
曳屋重量
約2,500t
工期
平成19年4月27日〜8月31日