小梁が不要なフルプレキャスト床工法「NFPユニスラブ工法」を実用化
2007年12月27日
株式会社竹中工務店(社長:竹中 統一)は、株式会社旭ダンケ(本社:北海道旭川市、社長:山下 裕久)と共同で、鉄骨小梁が不要となる鉄骨造(S造)建物用の長スパンフルプレキャスト床工法「NFPユニスラブ工法」を開発、このたび「日本橋3丁目プロジェクト(仮称)」に適用しました。(日本建築センターの一般評定を取得/BCJ評定-RC0210-02)
軽量かつロングスパン化したフルプレキャスト床版を採用し、その接合部に工夫を加えたもので、従来のデッキスラブ工法と比べて工期の短縮と優れた施工性を実現しています。また、小梁が不要となることから、スラブ下空間を有効に利用することができます。今後、特に短工期が求められる鉄骨造の事務所ビル、倉庫、ショッピングセンターなどを中心に適用を進めていきます。
【「NFPユニスラブ工法」の特徴】
①小梁が不要でスラブ下空間を有効利用 「NFPユニスラブ」は、単位面積あたりの同じ重量のスラブに比べ剛性が高い「中空スラブ」を採用。現在事務所ビルで主流のスパン7.2m、積載荷重5キロニュートン/m²に対応したフルプレキャスト床版です。軽量で長スパン化が可能なため、従来のデッキスラブ工法では約3mピッチで必要だった小梁が不要となり、天井裏の設備配管等が自由に行えます。
②デッキスラブと同等の天井高を確保
現場でコンクリートを打設するデッキスラブと比較して、床版の厚みが大きい中空スラブでありながら、端部形状の工夫により、デッキスラブと同じ天井高を確保します。
③優れた施工性と工期短縮を実現
梁上の床版端部鉄筋の接合に、スリーブウェッジ継手を採用(接合方法を特許登録済)することにより、床版のたわみを抑えるとともに、優れた施工性と工期短縮を実現しました。また、フルプレキャスト床版なので、作業者の足場が確保され、作業性とともに安全性も向上します。
|
![]() 《スラブ敷き込み作業写真》 ![]() 《スリーブウェッジ継手によるスラブと梁との納まりイメージ図》 |
【適用事例】
日本橋3丁目プロジェクト(仮称)
日本橋3丁目プロジェクト(仮称)
「日本橋3丁目プロジェクト(仮称)」は、地下1階、地上11階、塔屋1階の事務所、店舗を備えた複合ビルです。今回、事務所階にあたる9~11階のほぼ全面に「NFPユニスラブ」を適用したことにより、短工期で、7.2mの長スパンで小梁のない、自由度の高い空間を実現します。
<工事概要>
|
![]() |
[ ニュース・イベントTOPへ ]


