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1998年6月5日 「ハンドポインティングシステム」を「国際食品工業展」に出展 (株)竹中工務店
竹中工務店(社長・竹中統一、本社・大阪市、資本金・500億円)は、離れた所からディスプレイ画面を指さす(ハンドポインティング)だけで、パソコンの操作ができる「ハンドポインティングシステム」をこのほど開発しました。 ◆「ハンドポインティングシステム」とは 天井等に付けられた2台のモニターカメラで指の位置を捉え、瞬時にその位置を算出し、離れた所にある画面上にカーソルとして表示します。指を上下左右に動かせば、カーソルも同じ様に動きます。また、指を前後に動かせばそれがクリックの代わりになり、マウスでクリックするようにパソコンを操作することができます。つまり、マウスなどの器具を何も持たずに、人の指をマウス代わりにして認識し、パソコンの操作が可能なシステムです。 ●「画面やマウスに接触しないでパソコンが操作できる」ので下記の特長があります。
◆「ハンドポインティングシステム」の構成 ●遠隔指示部:「遠隔指示制御装置」天井等に付けられた2台のモニターカメラを交互に作動させることによって指と背景を区別して画像を捉え、そのデータから指先の三次元位置を割り出します。そして、画面上のカーソル座標を算出します。同時に指を前後に動かす動作をクリックとして認識し、指の動きと画面を連動させる「コンテンツ制御装置」にカーソルの座標とクリック情報を送信します。なお、モニターカメラと光源には近赤外線のものを使用しますが、設置状況によっては、通常のモニターカメラの利用も可能です。食品工業展では、通常のモニターカメラを用いたシステムとなっています。 ●表示部:「コンテンツ制御装置」 一般的なパソコン用OSソフトWindowsのマウスドライバーの代わりに、本システム用ドライバーを組み込み、モニターカメラからの情報によってカーソルを画面に表示させるとともに、アプリケーションプログラムに指示情報を与えます。 ◆「ハンドポインティングシステム」の利用について 1. 食品工場での利用食品工場では、工場内で作業をしながら手を触れることなくパソコンへの入力ができる衛生的な入力装置として、本システムを利用できます。 ISO9000シリーズ、PL(製造物責任法)など企業の製造物に対する責任が厳しく問われるようになってきた中で、食品工場ではHACCP(*注1)への対応が急がれています。 作業の工程で必要となる管理項目などのパソコン入力作業は、今まで専任の担当者がいるか、作業担当者が仕事を中断して入力していました。このシステムを利用することにより、より現場に近い担当者が作業中でも即時に衛生的に、パソコンに情報を入力できるメリットがあります。 「 '98国際食品工業展」の会場では、この「ハンドポインティングシステム」をHACCP対応の食品工場向けの“非接触でパソコン入力できるシステム”として、食品関係各社への紹介を図るとともに、食品工場向けの技術として積極的に営業展開していきます。
2.ショールームでの利用 ショールーム・案内板などで、壁などに大型画面ディスプレイを設置して双方向の広告媒体として利用できます。 双方向広告媒体や検索機能付電子案内として使用される場合の操作は、小型画面で使われてきたタッチパネル方式のような方式では、大型になると近づき過ぎて全体が見づらくなったり、操作部をタッチするのが困難になります。そこで、マウス等を一切使わずに「遠隔指示ができる」新しい入力方式が求められていました。当社では、このシステムをショールームなどの大画面の新しい操作方式として提案していきます。
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