本文へジャンプ
  • お問い合わせ
  • english
  • sitemap

第15回「産学官連携功労者表彰」国土交通大臣賞を受賞

「ECM(エネルギー・CO2ミニマム)セメント・コンクリートシステム」の開発に係る産学官連携」

お知らせ

2017年9月4日
株式会社竹中工務店
鹿島建設株式会社
国立大学法人東京工業大学

ECM共同研究開発チーム※1(代表:竹中工務店)及びNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、科学技術イノベーションに係る産学官連携活動において大きな成果を称えることを目的とした第15回「産学官連携功労者表彰」において、国土交通大臣賞を受賞しました。今般の受賞では、NEDOの助成のもと、「ECM®(エネルギー・CO2ミニマム)セメント・コンクリートシステム」を開発し、セメント製造4社と大学が持つセメント設計技術と、ゼネコン2社と混和剤製造1社が持つ建設技術を、綿密に連携したオープンイノベーションにより融合・進化させ、環境と品質のバランスに優れた低炭素型セメントとその利用技術の実用化に成功した点が評価されました。

※1 株式会社竹中工務店,鹿島建設株式会社,国立大学法人東京工業大学,日鉄住金高炉セメント株式会社,株式会社デイ・シイ,太平洋セメント株式会社,日鉄住金セメント株式会社,竹本油脂株式会社
受賞関係者

受賞関係者

竹中工務店 青木雅路氏

竹中工務店 青木雅路氏

開発の背景

コンクリートの主要な材料であるセメント(普通ポルトランドセメント)は、製造時に石灰石などの原料を高温で焼成するため、多くのエネルギーを必要とするほか、大量のCO2が発生します。セメントの製造にかかるCO2排出量は我が国全体の3%強を占めていることから、セメント製造に係る低炭素化が重要な課題といえます。

ECMセメント・コンクリートシステムの概要

「ECMセメント」は、セメントの6~7割を、鉄鋼製造の副産物である高炉スラグの微粉末に置き換えることで、材料製造時のエネルギー消費量とCO2排出量を大幅に削減するものです。ゼネコン・メーカー7社と大学の共同研究により、セメントの材料成分・構成の最適化や、新規の化学混和剤の開発を行い、構造物への適用に向けてのコンクリート・地盤改良技術を開発し、従来の品質・性能上の課題を解決しました。

第15回「産学官連携功労者表彰」概要

名称 第15回「産学官連携功労者表彰」
表彰内容 内閣総理大臣賞、科学技術政策担当大臣賞、科学技術政策担当大臣賞(地方創生賞)、総務大臣賞、文部科学大臣賞、厚生労働大臣賞、農林水産大臣賞、経済産業大臣賞、国土交通大臣賞、環境大臣賞、日本経済団体連合会会長賞、日本学術会議会長賞
主催 内閣府 総合科学技術・イノベーション会議事務局