竹中の人
女性がもっと輝ける
作業所を目指して
上田宏子
Ueda Hiroko
大阪本店
設備部
上田宏子
1年目で見つけた「天職」

大学で建築を学び、それに関わる仕事に就きたいと思い入社しました。
入社して1年間、新社員教育期間に施工管理と設計を担当し、その後は作業所(いわゆる建設現場)、見積部を経て、結婚、出産。復職後は、技術部や設備部で内勤として作業所をサポートしました。
会社は私たち社員に様々な仕事・成長の場を与えてくれますが、入社1年目で経験した作業所での経験やそのときの気持ちが忘れられず、作業所勤務を希望し、現在に至っています。
作業所での仕事は自分の感性を活かせる、正に天職だと感じています。

現在担当している作業所

現在担当している作業所

「設備」 という仕事

現在は、人々が建物の中で快適に過ごすために必要な、電気、衛生、空調など「設備」の施工管理を担当しています。実際に建物を利用される方が使いやすく、安心でき、心地良い空間に仕上げるため、使う側の目線で取り組めるところにやりがいを感じています。

同じ設備担当との会話の中で、共通しているクセがあることに気づきました。
設備の人は仕事以外のときでも、建物の中に入ると真っ先に上を向いてしまうということです。職業柄なのでしょう、天井裏にある配管など、人が気に留めないバックヤード部分が気になってしまうのです。

常に使う人の気持ちに立ちながらちょっとした工夫で、快適で使い勝手のよい空間をつくることができると思っています。そのため、些細なことも気づける観察力を養っていきたい、そんな思いで仕事に取り組んでいます。

母親目線、女性目線

私にはふたりの子どもがいます。家族や両親が子育てに協力をしてくれるので、安心して仕事との両立ができています。週末はできるだけ子どもたちと一緒に過ごすことにしています。遊園地に行ったり大型ショッピングセンターなどに買い物に行ったりする中で、子どもたちとの生活は私に「気づき」を与えてくれます。

例えば、パウダールームや授乳室などの動線や使い勝手です。男性の設計者からは実際どのように使われているか聞かれたりしますが、実際に母として使った経験があるからこその気づきが役に立っていると思います。
例えば、パウダールームの照明の位置や明るさによって、肌の見え方が違うことなど、女性ならではの「気づき」もあります。母親ならでは、女性ならではの視点で気づいたことやアイディアを、仕事にフィードバックするように心がけています。

オフに子供達と

オフに子供達と

③「私たちの絆プロジェクト」動画

作業所で協力会社の方々と

作業所で協力会社の方々と

設備女性活躍推進 「かぐや会」

建設業界で働く女性の比率はまだまだ低いのが現状です。
作業所で働く設備担当の女性は特に少ないため、グループ会社や協力会社などの設備女性が集まり設備女性活躍推進「かぐや会」を立ち上げました。
「かぐや会」には現在、20社、50名程の設備女性が所属しています。
勉強会やイベント、懇親会を開催し、作業所における女性用トイレや更衣室などの働く環境の話から、結婚、出産、育児におけるプライベートと仕事との両立の話まで、個々が抱える悩みを正直に話し合ったり、環境を改善したりする活動をしています。

また、VR(仮想現実技術)を使って建築前の建物内部を疑似体験し、設備のメンテナンスを学ぼうという企画を立案し、作業所で女性従業員が設備工事を体験している様子の動画「私たちの絆プロジェクト」を作成して、YouTubeで発信しています。
建設専門紙に取り上げていただいたり作業所での設備工事の様子を一般の女性に知ってもらい、身近に感じていただくことで、設備女性の比率を向上させたいという思いで活動をしています。

これからも、女性が安心して働ける職場、多くの女性が活躍できる職場を目指していきたいと思っています。

設備女性活躍推進運動の仲間と

設備女性活躍推進運動の仲間と