人材育成の考え方

「よい仕事がよい人を育て、よい人がよい仕事を生む」

竹中工務店では、手がけた建築物のことを「作品」と呼んでいます。それは、当社建築物に対する品質へのこだわりを表しており、社員一人ひとりの意識の中に「匠の心」すなわち「棟梁精神」が今も脈々と受け継がれているのです。その精神に則した個人個人の行動と成果の結集が、卓越した企業競争力の源泉になっていると言えます。

「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」を経営理念に掲げる私たちは、「よい仕事がよい人を育て、よい人がよい仕事を生む」を基本的な考え方としています。そしてその主役は、指示されたことを成す人ではなく、自ら考え、行動できる人のこと。個人個人が「教えられる」のではなく、自ら「会得」し、目標と意欲を持って学ぶことで、働きがいを創出していくものと考えています。また、そうした人材が組織の成長を促す原動力になるのです。

そのために当社では、社員一人ひとりが自らの能力を高めることを前提として、それを支援するためにさまざまな能力開発制度を整備し、人材育成を図っています。学びたい人には 、学ぶ機会を。成長したい人には、成長できる環境を。社員一人ひとりが自らのキャリアプランを考え、自発的にステップアップを図れるよう、あらゆるチャレンジを強力サポートしていきます。

教育体系図
経営理念
「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」
文化、社会、歴史への貢献
作品の創出を通じての自己実現
作品主義
人間性の陶冶
経営マインド教育、経営管理教育
組織経営、課題解決、管理技術の習得
役職者教育、テーマ別教育、TQM教育
専門技術の深耕と伝承
職能別専門教育、TQM教育
伝統的技術と精神の研鑽
棟梁精神

充実した社員教育制度

社内公募研修制度

自律したキャリア開発が行えるよう自ら手を挙げチャレンジできる公募制の研修制度として「技術研究所研修生制度」「国際ビジネス研修生制度」を導入しています。

【技術研究所研修生制度】

建設技術の高度化に対応するため、1959年より毎年、本・支店からエントリーのあった技術系社員を選考し、技術研究所で2年間の実習と研究を行わせて、設計、施工の中核となる人材を育成しています。(制度開始以来、約570名が修了)

Voice 技術研究所研修生

【国際ビジネス研修生制度】

多様化する国際業務に対応するため、国際事業推進の中核となる人材を計画的に育成していくもので、1978年より国際支店ならびに海外現地法人において、1年間海外での実務研修を中心とする実践教育を行っています。(制度開始以来、約250名が修了)

Voice 国際ビジネス研修生

海外留学制度

社員を計画的に海外の大学院、研究機関、会計事務所、設計事務所等に留学させ、海外知識の吸収、国際的視野の養成を図るとともに、経営管理、設計、施工、技術などの諸分野に関する研究を行わせるため、1961年より実施しています。

Voice 海外留学生
【2009年以降実績】
  • 国際建築(イギリス・大学)
  • 国際法務(オーストラリア・大学)
  • 国際財務(アメリカ・銀行)
  • 環境設計(アメリカ・大学)
  • 材料研究(ノルウェー・大学)
  • スマートコミュニティ(アメリカ・大学)
  • 海外不動産運用管理(アメリカ・イギリス・企業)
  • 医療福祉(シンガポール・企業)
  • コンピュテーショナルデザイン(アメリカ・大学)
  • 建設プロジェクトマネジメント(アメリカ・大学)

資格取得支援制度

一級建築士をはじめ国家・民間資格の取得を、講習会や社内模試の実施により積極的に後押ししています。当社の一級建築士資格保有者は、同業の中でもトップクラスです。(2016年1月現在)

【当社有資格者(抜粋)】
  • 一級建築士(2,464名)
  • 技術士(175名)
  • 1級建築施工管理技士(2,314名)
  • 博士(112名)

新社員教育制度

竹中工務店の新社員(当社での新入社員の呼称)教育の大きな特徴は、1年間という長い期間を費やし、幅広い知識を習得することにあります。教育寮(神戸市)において寮生活を体験しながら、社内の各部門で2~3カ所ジョブ・ローテーションを経験し、仕事の流れとつながりを理解します。
※当社の新入社員制度は、2014年KAIKA賞(日本能率協会主催)を受賞し、各方面より評価されております。

竹中の社内教育基本体制

社員の能力伸長の場づくりとして、当社では各職場の管理者が行う「OJT(職場内教育)」を重視しています。さらに、専門知識を集中的に習得する場合など、教育の内容に応じたさまざまな「Off-JT(集合教育)」を取り揃えています。また、当社の新入社員教育制度は大きな特色のある充実した内容です。それぞれの詳細は下記をクリックしてご覧ください。

体験者が語る竹中の人材教育制度