国際ビジネス研修生

「技術力を備えたビジネスパーソン」を目指し、
世界を舞台に知識と経験を深めていく

染谷 雅史
(2006年 入社)

PEOPLE DEVELOPMENT

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国際ビジネス研修生として取り組みたいこと

入社以来、海外での仕事にあこがれがありました。その理由は、将来自分が関わりたいと考えている海外国際空港のようなビックプロジェクトで、日本人技術者が中心的役割を担って活躍しているイメージがあったからです。私は、国内で作業所に約年勤務するなかで、作業所の中心的役割を担って建設プロジェクトをまとめていく醍醐味を強く感じました。さらに大きな建設プロジェクトのマネジメントや技術知識を必要とする営業活動などで幅広く活躍するビジネスパーソンを目指し、国際ビジネス研修生を志望しました。 研修生になり、海外に出ると日本人駐在員の役割がよく見えるようになりました。日本人駐在員の仕事は、工事管理から現地法人の経営まで、少ない人員で幅広い業務に取り組みます。そのため多忙で大きな責任も伴いますが、とてもやりがいがあると感じています。今後は、しっかりとした技術力を持ったビジネスパーソンを目指して、特にコンクリート分野の専門性を深めつつ、現地法人経営に関することなど幅広い視野で知識と経験の拡充に取り組んでいきます。

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研修が今後の業務にどのように活かされると思いますか

国際ビジネス研修生の研修期間中、アメリカ、サウジアラビア、イラク、シリア、韓国、中国、タイ、ブラジルなど様々な国の人と交流する機会がありました。そこでは、より良いコミュニケーションをするために、言葉の壁以外にも乗り越えるべきものがありました。例えば研修生として赴任したタイでは仕事上の「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」が当たり前でなく、上司の顔色を見て報告するのを後回しにしてしまうことがあります。タイでは、険しい顔で悩んでいる上司をさらに悩ませるのは気が引けるとの気遣いのひとつだと言われているからです。ところがその結果、後々問題が大きくなることもしばしばです。そのような状況を打開して適切に業務を遂行するため、私の性格をよく理解してもらうことに気を配ったほか、業務上の重要なポイントを繰り返しよく伝えるようにしました。そうすることで、ローカルスタッフからの返答・報告の頻度や内容の質を上げていきました。また、日ごろのコミュニケーションのなかでそれぞれの性格を把握し、指示やフォローのタイミングを個別に変えていきました。一人ひとりの性格を理解し、共に仕事をしていくなかで相互の信頼関係を築くことに苦心しました。この経験から、国柄などよりも、「あなたと私」という1対1の信頼関係をしっかりと築くことが大切だと確信しました。

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竹中工務店を志望した理由

シンガポールのチャンギ国際空港やタイのスワンナプーム空港など、海外で多くの空港を建設していることを知ったことがひとつのきっかけでした。いったいどのようにあの大空間の屋根をかけていったのか、竹中工務店の大架構の技術力に圧倒されました。企業研究を進めるなかで、竹中工務店はドーム建築の優れた技術力も多く持っていることを知り、手掛けてきた作品についても、どの時代も新しい技術に挑戦してきた印象を受けました。私もこの技術力の高い会社に入り、誰も作ったことのないような大空間に挑戦したい思いから、竹中工務店を志望しました。

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竹中工務店の人材育成

新入社員研修の1年は本当に密度の濃い1年でした。初めての社会人生活で慣れないことだらけでしたが、苦労を共にする仲間との時間は掛け替えのないものです。今では国内外の様々な部署にいる同期と情報交換をしたり、業務上の相談をしたりすることもしばしばです。入社1年目の人脈が業務はもとより心理的にも強力にサポートしてくれていると感じます。また、当社にはジョブローテーションという制度もあります。入社4年目ごろに作業所の人が内勤の生産支援部門に異動したり、技術研究所の人が設計に異動したりし、幅広い経験と知識を積む機会があります。私も4年目に、FMセンターという改修工事を行う部署にジョブローテーションで異動しました。お客様が使っている建物で発生した問題点を解決したり、用途を変更し建物の価値を高める改修を行ったりと、お客様をサポートするような業務経験は非常に有意義でした。30歳を迎えるころには、一風変わった研修もあります。中堅社員研修という名前ですが、業務についてではなく、自分について学ぶ研修です。いままでの人生・仕事を振り返り、これからの自分のキャリアプランを考えるというものです。泊まり込みで2日間、今までの自分を振り返り、これからの自分について考えるのです。私はこの研修を通じて、それまで漠然としていた海外への目標が明確になり、国際ビジネス研修生に応募することを決意しました。以上のように、竹中工務店は「ひと」が成長することをとても期待している会社だと思います。

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将来の夢や目標

海外の国際空港のプロジェクトに携わることが、私の夢の1つです。学生のころから海外旅行が好きで、特に空港の大空間に立つと高揚感を覚え、いつかこんな建物を作りたいと思うようになりまました。アメリカのワシントン・ダレス国際空港はハンモックのような形状をした屋根が特徴の建物ですが、このような技術の粋を集め、建築史にも名前を刻めるような空港を手掛けてみたいと思っています。そのためには英語はもとより、国際契約などの勉強や大空間施工に関する知識・技術の習得などやるべきことがたくさんあります。目標に向かい、自分で課題設定しながら1つ1つクリアしていくことで、少しでも近づけるように頑張っています。

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学生の皆さんへのメッセージ

私は会社に入って10年目になります。この10年を振り返ると、入社前に考えていた以上にプライベートの時間を使って勉強したなと感じています。社会人になってこんなに勉強するとは考えていませんでした。勉強した内容は、一級建築士などの仕事に直接関係あることだけでなく、経済や世界情勢、これらにかかわる歴史、英会話など様々です。勉強とは少し違いますが、趣味で始めたカメラの機構なども凝って調べたものです。資格試験などを除けばテストのない勉強がほとんどです。勉強の成否や出来具合は私の好奇心次第でした。私はここに学生と社会人の違いがあると考えています。好奇心を持ち続け、様々なことを学びながら過ごす10年、20年と、そうでない場合とは結果に大きな差が生まれてくると思います。みなさんも、公私ともに様々なことに好奇心を向け、継続して研鑽することで、夢や目標を実現していただけることを願います。就職活動がんばってください。

最終学歴・経歴

【 最終学歴 】 理工学研究科 建築学専攻
【 研究内容 】 石炭灰溶融スラグの高強度コンクリート 細骨材への応用に関する研究
【 勤  務 】 タイ竹中
【 経  歴 】
2006年 4月 入社 技術部→作業所→見積部
2007年 4月 結核予防会大阪府支部建替工事
2009年 4月 大阪北部地区FMセンター
2013年 4月 国際支店 管理部 総務グループ(研修期間)
9月 タイ竹中(研修期間)
2014年 4月 タイ竹中