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ブロードバンド制振

鉄骨造建物の大地震時の揺れから強風による小さな揺れまで制御します。

背景

大地震時の建物の揺れは、小地震時や強風時の建物の揺れに比べおおよそ100倍違うため、一方の揺れに効果のある制振装置は他方の揺れにほとんど効果がありません。そのため、従来はそれぞれの揺れに対して異なる制振装置を設置する必要がありました。

概要

ブロードバンド制振は、大地震による大きな揺れから、小地震や強風による小さな揺れまでを1つの装置で対応可能な制振装置です。この装置は鋼材ダンパーと粘弾性ダンパーを直列につないだもので、大地震による大振幅の揺れには鋼材ダンパーが、強風による小振幅の揺れには粘弾性ダンパーが効果を発揮します。鉄骨造の建物を対象としており、風揺れの影響を大きく受けるアスペクト比の大きい建物(細長い建物)に適用するとより効果を発揮します。

ブローバンド制振装置の概要

ブロードバンド制振装置施工状況

特長

  • 1つの装置で幅広い振幅の振動に対応
  • 2つのダンパーを一体化することで従来より省スペース
  • 従来の2種のダンパー工事が、1種の工事で済むので短工期
  • 鋼材ダンパー、粘弾性ダンパーとも安価でありローコスト
  • ブレースタイプだけではなく、空間利用性の高い間柱タイプも開発

ブロードバンド制振装置のバリエーション

ブレースタイプ

間柱タイプ

適用例

アスペクト比の大きい13階建の建物に適用しました。2~7階の各階に4箇所、計24本のブロードバンド制振装置(ブレースタイプ)を設置しました。
構造・規模:S・SRC、B1・F13

強風時の建物の揺れの比較(解析値)

大地震時の建物の揺れの比較(解析値)