本文へジャンプ
  • お問い合わせ
  • english
  • sitemap

ラティス芝浦

オフィスビルから住宅・SOHOへコンバージョン

  • スクラップ&ビルドによらない建物の資産価値の向上
  • 廃材が少なく環境にやさしい「コンバージョン技術」の実現と発展
建物外観

建物外観

改修前

改修前

事業の概要

芝浦運河沿いに立つ築19年(1986年築)のオフィスビルを、全60戸の賃貸住宅・SOHOへとコンバージョンしたものである。オフィスから集合住宅のコンバージョンとしては日本最大級の規模を誇り、注目を集めた。

多様なライフ・ワークスタイルを求めるクリエーター層をターゲットとし、趣味を満喫し遊び心を充足できる生活空間として、バリエーションに富んだ専有部を設け、ユーザによる生活空間の創造を強く志向している。コンバージョン後の現在では、テレビや雑誌、インターネット等のクロスメディアによる広報・広告展開により、口コミやネット上のブログなどでも注目を集め、現在は60戸全てが満室であり、入居待ちが続いている。

建物全景

建物全景

改修工事内容

計画について

“BOLD(はっきりした・骨太の・想像力に富む)”&“BARE(むき出しの簡潔な・荒削りの)”をキーワードとし、内装では既存躯体の表情を残した露出配管をひとつのデザインの柱とし、中国産御影石や極太ウッドデッキなどの素材感を付加した。また設備は多様なライフスタイルに対応できるよう大型人荷用EVの新設や遮音性能の確保などを実践し、工夫している。

設計・施工内容

オフィスビルを住宅用途に法的に適合させるため、既存の横連窓のサッシュを撤去しバルコニーを新設し、そのバルコニーに面して掃出し窓を設置した。既存躯体の利用やオール電化の採用によりCO2排出量の削減、F☆☆☆☆建材の採用、24時間換気、バルコニーによる日射遮蔽、エレベータや受水層、衛生陶器の一部再利用などにも配慮を凝らし、結果BEE値0.8でB-ランクのオフィスビルをBEE値1.5のAランクの集合住宅に転換している。施工内容としては、新耐震基準の既存躯体を活かして、解体を最低限にとどめ、既存タイルも生かして廃材を無くすように配慮した。内部空間は特に既存部分の見せ方の検証を重ねた。

既存躯体を残したエントランスホール

既存躯体を残したエントランスホール

既存配管を取り入れた素材感のある住空間

既存配管を取り入れた素材感のある住空間

既存躯体への一部開口部の新設とそれに伴う耐震補強

既存躯体への一部開口部の新設とそれに伴う耐震補強

要点

芝浦の町と既存躯体のイメージを活かして、オンリーワンの価値をもつコンバージョン住宅のあり方を示したことや、事務所ビルから集合住宅への法適合性と音環境の確保等住宅性能基準を満たしたコンバージョン技術と手法を実現したことは、当該事業の特徴である。

コンバージョン前

コンバージョン前

コンバージョン後

コンバージョン後

プロジェクト概要  
用途(用途変更) 共同住宅 SOHO
既存用途 事務所
所在地 東京都港区
竣工 1985年
改修 2006年1月
建築主 日本土地建物株式会社
デザイン監修・設計監修 ブルースタジオ
設計 竹中工務店
施工 竹中工務店、日土地建設株式会社JV
建築面積 1,122.88㎡
延床面積 6,914.82㎡
構造/規模 SRC造/地上7階