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先人にまなぶ―デザイン

伝統建築と現代技術の融合

都市部の社寺再生や伝統建築を再解釈したデザイン、ランドスケープの視点から周辺環境との調和を図る等、古の智恵に学び、新しい伝統建築の提案をします。

聚楽亭

「聚楽亭」とは?
名古屋の財界人によって1911年に建てられた純和風の木造建築の旧建物が建替により、「聚楽亭」として再生されました。その名前には、「来賓ともてなすものとが和をもって会する、楽しみを聚(あつ)める家」という意味が込められています。

聚楽亭

日本文化の体験

この施設には、海外からの来賓を多く招くことから、「商談のわずかな合間に、昼食を兼ねて日本の文化を体験して頂きたい」という建築主の希望がありました。そこで、伝統的な日本の和の趣を残しながら、空調設備を再整備し、床座から椅子座へ変更するなど、現代的なもてなしが出来る迎賓施設を目指して整備がされることになりました。

古きを新しく、新しきを古く

解体した建物の建材は、屋根の鬼瓦をはじめ、造作材や建具、長押の釘隠しや襖の取手に至るまでさまざまな素材を新しい建物に生かし、最終的に百点を超える古材を再利用されました。特に、会食室周りは古き面影を残すため、書院をそのまま保存し、桐と杉の天井板をすべて活用して新しい格天井が作られました。大切に保管されていた銀箔襖や雪見障子は修復し、その建具に合わせて建物の軸組みも決定されました。

プロジェクト概要
建築地 愛知県知多市
設計 竹中工務店
構造 木造
建築面積 504㎡
延面積 483㎡
階数 地上 1階

 

青松寺七堂伽藍

「青松寺」とは?
萬年山青松寺は太田道灌を開基とし、徳川幕府の下、
人材育成の道場として隆盛を極めたお寺として、
また駒澤大学の前身となったことでも知られる、
500年の歴史を持つ曹洞宗の名刹です。

伝統と現代の融和

伝統的な軸組や軒反りのある瓦屋根のデザインと、
ガラスやPCaで構成される現代的表現等、お堂一つひとつ
のかたちに、伝統と現代との積極的な調和・融合を試みています。

青松寺七堂伽藍

伽藍全景

 

本物へのこだわり

外装は、コンクリート打放の軸組と漆喰塗の壁、屋根の破風板や軒垂木の無垢(ムク)の化粧木材、連子窓・桟唐戸等の木製建具とが、対比的に組み合わされています。現行の法規制の中で、許される限り本物の木を使うことに拘りました。

木材とコンクリートの対話

構造は、高耐久コンクリートを使用した約12mのRC長大スパン、純ラーメン架構のシェルターの中に宮大工による木造架構を内包する形式で、
分節された構造材を素直にインテリアの構成要素とすることで、木のしなやかさとコンクリートの強さとの対話も試みています。

青松寺

プロジェクト概要

建築主 (宗)青松寺
建築地 東京都港区愛宕
設計 竹中工務店
構造 鉄筋コンクリート造
建築面積 2,599㎡
延面積 6,961㎡
階数 地下 1階、地上 3階