DESIGNWORKS_Vol43
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Edit Postscript編集後記本号では、住まい方や家族のあり方が多種多様となる社会背景を受けて、「住まう寛ぐ」をテーマに住宅やホテルを中心に特集しています。掲載作品からは、プライベートな空間が主となる建築ながらも、パブリックスペースとの新たな関係性を引き出す仕掛けが数多く見受けられます。一方、木下先生への巻頭インタビューは、「住宅が人へ与える影響」や「住宅設計と集合住宅設計の違い」について、御自身の実作・体験に触れ、人と建築の関係性を考える示唆に富んだ内容となってます。設計者が住まい手になりきる視点は、現代社会の変化に応じて変わっていく人の価値観を知るための重要な考え方であることに気づかされました。(吉本 晃一朗)

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