DESIGNWORKS_No52
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Edit Postscript編集後記本号では、オフィスをテーマに、完成形に捉われない自由形の先進的なワークプレイスを追求したものや、歴史的建物をその魅力を活かしつつ快適なオフィス空間にコンバージョンしたものなど、多種多様なオフィス空間を紹介しました。コロナ禍によって「はたらく」という行為には広義のあり方が存在することが認知されてきました。その状況から、現代において「オフィス」というビルディングタイプ自体がもう解体されてきていると感じます。旧来の型を超えた先に、「はたらく」という意味のその先に、立ち現れる「ワークとライフがひとつになる未来」の空間はどうあるべきか。その姿を想像するだけでもワクワクしますね。(鎌谷 潤)

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