DESIGNWORKS_No53
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Edit Postscript編集後記本号は「木造・木質建築」の可能性をテーマとして、木を活用した作品を特集しています。各作品における木の役割や表情はそれぞれ異なり、今後の更なる木材活用の拡がりが予感されます。巻頭インタビューではCLT活用に造詣の深い京都大学小見山陽介先生にお話を伺い、木造・木質建築の未来について、更には木造・木質のみに留まらない、建築工法全体のこれからを考えるためのヒントをいただきました。近年注目を浴び続ける木材活用ですが、それはあくまでも思い描いた空間を実現するための手段だと言えます。建築設計の最大の目的はよい空間をつくることであり、そのためにつくり方を選択することの大切さを設計者として改めて感じました。(ユ アイザック)

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