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取り組み/レンガ壁工場を保存、省エネルギーにも配慮しました。

産業技術記念館 [名古屋]

当社は、愛知県名古屋市にある産業技術記念館の増築・改修工事を行いました。同記念館は「モノづくりの心と技の伝承」をテーマに、日本の産業を支えてきた繊維機械と自動車の生産技術の変遷を紹介するとともに、大正時代から残る赤レンガ造りの工場建屋などの貴重な産業遺産の保存を目的に、1994年に開館しました。10周年記念事業の一環として行われた今回の増築・改修工事においても、設立時の「産業考古学、建築史両面から評価の高い構築物を産業遺産として保存しながら、社会へ貢献する」というコンセプトを踏襲した設計が行われました。

今回のプロジェクトでは、環境影響を最小化した保存再生を目指して下記の手立てを講じました。

1) 大正期のレンガ壁を増築建屋の外壁に保存・活用して、ノコギリ屋根の「旧栄生(さこう)工場」のイメージを継承。
2) 自動車産業の黎明期をささえた昭和初期の木造トラス工場の一部を建屋内に移築し、当時の「研究創造の精神」を伝承。
3) 「からくり人形」など江戸・明治期の貴重な科学技術資料の保存・展示の追加に伴い、空気質管理が必要なエリアの熱源として排熱を回収利用できる「冷温水同時取出空冷ヒートポンプチラー」の採用による省エネルギー化。
4) 増築部分の熱源として、クリーンな都市ガスを用いた「ガスヒートポンプエアコン」の採用による電力需要平準化。
5) 移築復元する建物のイメージを損なわないよう、床下から吹き出して空調する「アンダーフロア空調」により、展示環境の快適性の向上と復元建物イメージ継承の両立。

以上により、活用保存のための増改築工事でありながらCASBEEランクAを実現しました。
PHOTO/上空から見た産業技術記念館
上空から見た産業技術記念館
建物エントランス
PHOTO/建物エントランス
PHOTO/自動車産業の黎明期の施設が保存されている
自動車産業の黎明期の施設が保存されている
この取り組みの考え方、背景は?

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