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関連会社における環境配慮事例

竹中土木では、パーマコート工法と透水コンクリートを開発しました。
イメージ/紫外線硬化型FRPシートの構造(株)竹中土木では、コンクリートの面的補修工法「パーマコート工法」とダムや溜池の湖岸斜面の保護を高品質・低コストで実現する「透水コンクリート」を開発しました。

近年、トンネルの覆工コンクリートや橋梁の床版、橋脚のコンクリートなどが劣化やひび割れなどが原因で剥落する事故が発生しています。「パーマコート工法」は、これらのコンクリートの剥落を防止し、また中性化・塩害を抑制するために、ガラス繊維、紫外線硬化樹脂、PETフィルムの3層構造からなる厚さが約1〜1.5mmの透明FRPシートを補修が必要な部分に貼付し、紫外線を照射することで紫外線硬化樹脂を硬化させ、コンクリートに接着させる工法です。環境保全に直結する既存コンクリート構造物の補強・長寿命化を短工期・低コストで実現しました。従来工法と比較して材料ロスが少なく、資源投入量を抑制することができます。

従来、ダム湛水池や溜池などの湖岸斜面で、水の流れによって堤防などの土が削られないようにするモルタルやコンクリートによる表面被覆工事は、経年劣化によるひび割れや残留間隙水圧*1による崩壊などが課題でした。今回開発した「透水コンクリート」は、同社が保有する緑化コンクリート*2製造技術を応用して開発したもので、透水性があり、背面土の流出を防ぎながら崩壊の原因となる残留間隙水圧を低減、湖岸保護の性能を高めます。長期的には自然に植生も導入されることから環境に配慮した技術といえます。

同社では今後も、環境にやさしい建設技術の開発と展開、環境に調和する社会資本の構築をめざしていきます。

*1 間隙水圧:地下の微細な隙間(すきま)に存在する水による水圧のこと
*2 緑化コンクリート:コンクリート上に直接植栽が可能なコンクリートのことであり、コンクリート構造物に緑を取り入れる技術の一つとして当社が独自に開発したものです。


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TAKリアルティ(旧 竹中リアルティ)がそごう心斎橋店仮囲いランゲージアートをプロデュースしました。
都市の景観は都市環境保全の重要な要素で、仮囲い塀で囲まれた工事現場も例外ではなくなりつつあります。このような状況の中で、(株)TAKリアルティデザイン事業部が手がけた、そごう心斎橋店の工事用仮囲い塀に付設された「そごう心斎橋店 仮囲いアートプロジェクト Vol.1」が、2004年3月、平成15年度(第14回)大阪市都市環境アメニティ表彰を受賞しました。

同賞は、大阪市が都市景観および環境の向上を図ることを目的に、平成2年度に創設したものです。今回受賞した仮囲いアートは、そごう心斎橋店の工事現場を囲う仮囲い塀の御堂筋側に描かれた計11点のランゲージアート(言葉の芸術)。「良縁望む」「できることは山ほどある。」「小さな声だが聞こえている。」など、現代美術家、イチハラヒロコさんの作品が白地に黒いゴシック体の文字でくっきりと描かれています。

建設作業所は仮囲い塀で囲まれていて隔絶された世界との印象を与えがちですが、今後もさらに芸術性の高いアートを創作することで、通行人や地域とのコミュニケーションを少しでも高めていきたい、と考えています。
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