共通価値課題

技術革新による産業と
社会基盤構築

社会が求める環境、安全安心、そしてものづくりの精神に最新のテクノロジーを融合し建設生産を革新する最先端の技術開発にチャレンジしています。

技術革新による産業と社会基盤構築

方策 12まち・建築の強靭化を中心とした技術開発と展開

  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
KPI:

(設定に向けて検討中)

実績:

まち・建築づくりに関する技術の開発

緊急時における地域活動の継続を目的とした「スマートコミュニティにおけるDCP※支援技術の構築」を進めています。

  • 「 安全安心のための基盤技術」として、地盤の液状化対策、街区スケールの免震人工地盤とそれを支える超長寿命コンクリート、超高層・免震建物の長周期地震動対策など
  • 「 自立可能なライフライン技術」として、効率的投資による代替ライフライン構築手法など
  • 「 事前シミュレーション+発災時モニタリング技術」として、集団心理を加味した避難行動予測モデル、[人+環境]監視カメラ画像を利用した避難シミュレーション、発生時の誘導モニタリングシステムの開発など
  • DCP:District Continuity Plan=緊急時地域活動継続計画
自立型ライフラインの事例

自立型ライフラインの事例

方策 13木造・木質建築の普及と国産木材活用の推進

  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 15 陸の豊かさも守ろう
KPI:

採用プロジェクト件数

実績:

7(目標:件数の拡大)

循環型資源である木材を活用した木造・木質建築の普及を通じて脱炭素社会の実現に取り組んでいます。
2018年は、燃エンウッド®の耐火構造部材(2時間)の国土交通大臣認定の取得や1時間耐火仕様のオープン化及び範囲の拡大、CLTの耐火仕様床、耐震壁の開発を通じ、国産木材の活用を目指し、さらなるプロジェクトへの展開を図りました。
燃エンウッドやCLTの2時間耐火対応をはじめとする戦略的な技術開発を通して、日本の都市部でも欧米並みの中高層木造建築を建設する技術を確立しました。2018年時点の当社技術で実現可能な高層木造建物のプロモーションとして、20階建て高層木造提案「Alta Ligna Tower」を発表しました。その技術を適用した中層木造建築プロジェクトは9件が竣工し、3件が着工しているほか、新たに7件のプロジェクトの設計に適用しました。
当社は、都市部における中高層建築の木造・木質化推進を、国産材利用促進による地域振興、まちづくりに位置付け、広報、講演会活動を通じた積極的な社外発信を行っています。地域木材を都市部の建物で使用することで、二酸化炭素を都市に固定し、地域経済の振興を促します。この木材利用を通じた環境と経済の循環を「森林グランドサイクル®」と名付け、当社の国産木材利用方針をあらわす商標として展開しています。
その他、林業団体が推進する「国産木材利用宣言企業」への登録や、林野庁が推進する「クリーンウッド法」への対応のほか、直接調達による木材生産者の利益向上と調達コスト削減の両立を進めるなど、既存の木材商流の改革にも着手しています。

森林サイクルから森林グランドサイクル®へ
Alta Ligna Tower

方策 14プロセス全体のイノベーションによる労働生産性の向上

  • 8 働きがいも経済成長も
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12 つくる責任つかう責任
KPI:

労務生産性指数(2015年基準比)

実績:

6.25%向上(目標:4.0%向上)

建設業界で急速に進む技能労働者の減少に対し、徹底した工業化や機械化を進める必要があります。当社では川上段階から生産部門や協力会社が参画して、設計に生産性の高い構工法や施工ノウハウを盛り込み、更に設計図と施工図の整合も早期に確保して手戻りを防止しています。また、BIMによるデジタルファブリケーションの拡大、将来に向けたAI・ロボット化への取り組みも進めています。特に、非常に工数のかかる基礎に関しては、基礎梁鉄筋のユニット化や基礎・基礎梁の鉄骨化など、生産情報を設計に取り込むことにより、大幅な生産性向上を実現しています。

基礎鉄骨化の詳細

基礎鉄骨化の詳細

基礎+基礎梁の鉄骨化と作業床フラット化の状況

基礎+基礎梁の鉄骨化と作業床フラット化の状況