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2001年11月9日

タイのスワンナプーム国際空港旅客ターミナルビル新築工事を受注

タクシン首相ご出席のもと、11月9日に調印式を挙行

株式会社 竹中工務店
株式会社 大 林 組

(株)竹中工務店(本社:大阪市、社長:竹中統一)、(株)大林組(本社:東京都、社長:向笠愼ニ)、イタリアンタイデベロップメント(本社:バンコク市、社長:プレムチャイ・カナスー)の3社によるイタリアンタイ・竹中・大林共同企業体は、タイのバンコク市郊外に新築されるスワンナプーム国際空港の旅客ターミナルビル新築工事を受注しました。
11月9日10時30分からバンコク市内のオリエンタルホテルで、タイのタクシン首相をはじめ政府関係者や、建築主、日本政府関係者、施工関係者などが出席し契約書調印式が行われました。受注金額は約1,000億円、工期は2001年12月~2004年末の予定で、2005年のオープンを目指します。
また、起工式は12月20日に、タイのプミポン国王をはじめプロジェクト関係者などが出席して行われる予定です。



■ プロジェクトの背景と概要

現在のドンムアン国際空港(バンコク市)は1914年に完成し、現在年間約26百万人の乗降客がある国際旅客数が世界第10位の空港です。しかし、空軍との共有空港である上に、滑走路やターミナルの拡張に用地上限界があり、将来の航空需要に十分対応できません。さらにマレーシア、香港、シンガポールなどの周辺諸国では新空港及び拡張工事が相次いでおり、バンコクが東南アジアの航空拠点として生き残っていくには、第2国際空港の建設が国家的な必須事項となっていました。また、2004年には国際・国内旅客数が年間35百万人になることが想定され、同空港の容量不足が推定されています。

新たに建設されるスワンナプーム国際空港は、バンコク市中心部より約30km東方のノングハオに建設されます。
新ターミナルビルは、21世紀最新鋭の設備を兼ね備えた世界最大規模かつ最先端の国際空港です。建物を覆う巨大鉄骨トラスによる現代テクノロジーと、庭園やインテリアのモチーフとして用いられたタイ文化を芸術的に融合させたデザインです。被膜として採用されたガラスとテフロン膜のリズミカルな配置により、視線や光をコントロールすることで新たな現代性を表現しています。
また、今回受注したターミナルビルやコンコースのほかに、滑走路2本や管制塔などすべてが新築されるビッグプロジェクトです。

新空港の建築主は新バンコク国際空港公団(NBIA)で、エアポート・オーソリティ・オブ・タイ(株)(AAT)とタイの大蔵省の共同出資により1996年4月に設立された会社です。
新空港全体の基本計画はゼネラル・エンジニアリング・コンサルタント他3者が担当し、旅客ターミナルビルの詳細設計はMJTA(米国のマーフィ&ヤーン、TAMSコンサルタンツとタイのACTコンサルタンツ3社のコンソーシアム)が担当、日本のパシフィックコンサルタンツインターナショナルを中心としたコンソーシアムが全体のプロジェクトマネージメントを担当します。
またターミナルビル新築工事は日本の国際協力銀行(JBIC)からの融資で行われます。



■ 工事概要

工事名称
スワンナプーム国際空港旅客ターミナルビル新築工事
Suvanrnabumi International Airport (Suvanrnabumi:黄金の国の意味)
用 途
空港ターミナルビルおよびコンコース
建築地
タイ国サムットプラカン県ノングハオ
(99, Bangna-Trat Hwy., Km.15 Rachathewa, Bang Phli, Samut Prakan)
建築主
新バンコク国際空港公団(NBIA:New Bangkok International Airport Co. Ltd.)
設 計
MJTA (マーフィ&ヤーン(Murphy&Jahn, Inc.),TAMSコンサルタンツ(TAMSConsultants,Inc.)/ACTコンサルタンツ(ACT Consultants Co., Ltd.)のコンソーシアム)
施 工
イタリアンタイ・竹中・大林共同企業体
敷地面積
32,000,000m2
延床面積
   610,851m2
構 造
鉄骨造、鉄筋コンクリート造
規 模
地上7階、地下1階
工 期
2001年12月20日~2004年末(36ヶ月)
受注額
約1,000億円、(1バーツ=約2.74円換算)






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