建築資材の低炭素化への取り組み

CO2排出量が多いコンクリートを低炭素化するECMコンクリート®と、設備工事を省CO2化するエボルダン®を紹介します。

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ECMコンクリート®(環境配慮型コンクリート)

開発のねらい


低炭素型でかつ高品質・高耐久型(長寿命)のコンクリートの実現

技術の概要


鉄鋼製造の副産物である高炉スラグを大量に使用し、CO2排出量(従来は約300kg-CO2/m³)を60~70%に低減したコンクリート

セメント成分を最適化することで、ひび割れの原因となる乾燥収縮を低減し、酸・塩に対する劣化抵抗性を高め、CO2排出量の削減と高品質・高耐久性を両立

中性化に対する性能設計により、計画供用期間200年まで設定可能

国が認証するJ-クレジット制度を活用して、CO2排出削減量をクレジット化して利用することも可能


エボルダン®(省CO2不燃ダンボールダクト)

開発のねらい


地球環境への影響を小さくするため、運搬効率の高く、古紙をリサイクルしたダンボールを用いたダクトの性能向上と普及

技術の概要


100%古紙を利用した強化ダンボールとアルミニウム箔から構成され、継続的に再生可能な形で活用可能

従来の鉄板ダクトの製造・運搬のCO排出量(8.2kg-CO/m²)を61%削減可能

国土交通省が委託している北海道立総合研究機構にて、発熱性試験およびガス有害性試験を行い、不燃認定を取得

一財)化学物質評価研究機構にて実験を行い、使用期間30年経過後でもダクトの性能を十分に維持できることを確認