ブックタイトル竹中技術研究報告書No70

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概要

竹中技術研究報告書No70

竹中技術研究報告No.70 2014TAKENAKA TECHNICAL RESEARCH REPORT No.70 2014Fig. 25梁加力点のたわみDeflection of load application pointPhoto 3試験後の燃え止り層除去後の様子Specimen after burning test(charcoal surface removed)(4)考察仕様Bは一部の荷重支持部温度が許容値を超えており不合格となり,仕様Dはロックウールブランケットの分荷重支持部の欠損が大きく構造的に不利である。仕様AとCはいずれも耐火性能を十分に有すると判断できるが,プライマーが無い仕様Cが施工上優れていると考えられる。以上の結果,木現し木質構造梁に,貫通孔を設ける場合には,下記の仕様が適すると判断した。・貫通孔内部に熱吸収体であるモルタル管を設置・モルタル管小口にシール処理(プライマー不要)・モルタル管内部に熱発泡性塩ビパイプを設置12