ブックタイトル竹中技術研究報告書No70

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概要

竹中技術研究報告書No70

竹中技術研究報告No.70 2014TAKENAKA TECHNICAL RESEARCH REPORT No.70 2014Photo 2圧縮実験Set up of compression testPhoto 3最終破壊状況Failure appearance(2)曲げ性能圧縮性能に続き,曲げモーメント作用時に関しても柱,梁両部材について構造実験を実施した。Photo 4に加力状況を示す。両端単純支持の二点載荷により,部材中央部に等曲げモーメントを与え,梁部材に関しては芯材のみに加力した。実験の結果,燃エンウッド全断面の曲げ耐力,曲げ剛性は芯材のそれを上回っており,燃え代層,燃え止まり層を含めた全断面が一体的に挙動していることが分かった。また,曲げ破壊により急激に耐力低下した終局状態になるまで,燃え代層が分離・脱落することもなく,燃え代層が先行して破壊することも観察されなかった。Fig. 2梁試験体断面図Cross section of beam specimenFig. 3柱試験体断面図Cross section of column specimenPhoto 4曲げ実験状況Set up of bending testPhoto 5最終破壊状況Cracking at failure20