桜庭 潮理

Interview 04

構造設計

桜庭 潮理

2020年入社 融合理工学府 地球環境科学専攻修了

難しい課題や新しい技術に挑戦できる

大学時代、構造設計事務所でのアルバイト経験を通し、建築の骨格を形づくる構造設計の仕事に面白さを感じました。竹中工務店を志望したのは、技術研究所をはじめとする専門家が身近にいる環境で、難しい課題や新しい技術に挑戦できること、そして設計と施工が密に連携しながらものづくりができることに心惹かれたからです。

各部署と調整を図りながら最適な構造を提案

建築設計は意匠設計・設備設計・構造設計の3つに大別され、現在、私はその中の構造設計を担当しています。建築のデザイン意図や機能を理解しながら、安全性・施工性・経済性のバランスを取り、最適な構造を提案するのが主な役割です。意匠設計や設備設計、あるいは施工など多くの職能と協働し、課題を共有しながら一つの建築を形にしていくのは大変ですが、全員が納得のいく答えを導き出せたときには、大きなやりがいを感じます。また、設計業務と並行して新たな構造技術の開発にも取り組んでおり、建築の自由度を高めるための研究を進めています。自らが関わった技術で、将来の設計や建築の可能性を広げていくことを目標にしています。

専門家としてのやりがいと責任を改めて認識

入社3年目から携わっている劇場の設計では、多くの部署が関わる中で、さまざまな要求性能を理解し、構造設計に落とし込む難しさと奥深さを知りました。私の担当分野である構造の安全性だけでなく、遮音性能や耐火性能など複数の要素を統合的に考慮し、最適な架構形状や納まりを決定していきました。検討を重ねた結果、最終的に私のアイデアが取り入れられたときは、作品に魂が宿る感覚を覚えました。若手社員であっても自分の意見を発信しやすいですし、それを受け入れてくれる風土があるのが竹中工務店の魅力です。専門家としてのやりがいと責任を改めて認識しました。

デザイン性と機能性を両立する構造設計者に

たとえば、劇場ではデザイン性、オフィスビルや工場では機能性など、建物ごとに重視されるポイントは異なります。ひとつひとつの建物に向き合い、デザインを実現するだけでなく、敷地の制約条件や建築主のニーズに合わせた提案ができる構造設計者になりたいと考えています。意匠設計者や施工担当者と協働しながら、美しく合理的な建築を構造的に支える存在を目指しています。竹中工務店は、設計と施工、研究開発が密に連携しており、自ら関わった技術を実際の建物に反映できる環境があります。新しい技術開発にも積極的に関わりながら、技術でデザインを支え、社会に貢献するエンジニアへと成長していきます。

パーソナル
  • 私の好きな竹中作品

    ストロングビルディング

    コンセプトは「何も足せない、何も引けない」。あらゆる要素をそぎ落とし、RCフラットスラブ+RC耐震壁+鉄骨無垢柱の構造体と、ステンレス・コンクリート・ガラスという最小限の素材からなる自走式駐車場です。設計施工一貫だからこそ生まれた建物で、私もこのような作品づくりに携わりたいと、いつも思わされます。

    ストロングビルディング
  • OFFの過ごし方

    普段は家で読書をしたり、運動不足解消のためにピラティスに行ったりして過ごすことが多いです。また、10年ほど前からプロレス観戦にハマっていて、毎年1月4日は東京ドームで開催される一大イベントに参加しています。このために一年間、仕事でのモチベーション高く維持していると言っても過言ではありません。

    OFFの過ごし方