Lightweight and Optimized Transportable Utility Shelter
月面での探査地点や居住可能な場所を探し、着陸地点から遠くへ移動しながら滞在するシェルターである。本格的な生活拠点を建設するまでの期間で活躍する。月面有人与圧ローバーの実現により、着陸地点から離れて船外活動服なしで活動することができるようになるが空間と物資量に限りがある。極域や赤道付近までは相当な距離であり、行ってみて想定外のこともあるかもしれない。有人与圧ローバーで複数のキャビンを牽引し、構成部材を格納して移動する。キャビンをシェルターにプラグインし、機能拡張したり更新したり連結したりできる。Lunar LOTUSは、月夜のシルクロードを行くキャラバンのように、地球を見ながら荒漠な月の砂漠を行く、軽量かつ最適化された可搬多機能シェルターである。

キャビンによって機能が拡張・更新される簡易シェルター

外皮は、溶接に適したフレーム(ジュラルミン)と高耐張力面材(CFRP、一部FRP)を異種材料接合したパネルとし、現地で少ないアクションで組み立てられる。シェルターとキャビンは完全水密・気密のエクスパンションジョイントによって接続される。展開後に真空中溶接(EBW)によって固定することもできる。
LOTUS はアップデート可能な建築である。
有人与圧ローバーを核に、様々な周辺機能(キャビン)と接続(プラグイン)することで、機能拡張することができる。
メンテナンスが必要であったり、開発が進んだりした場合は、キャビンごとアップデートして新陳代謝していく。

居住エリアを二重の外皮で保護し、外皮は頂部サイドから採光し、内皮は天蓋から透過した光を導入して、省エネで明るい室内空間とする。

キャビンを使って、LOTUS を直列に結合して、空間を拡げることができる。居住エリアを与圧空間と非与圧空間に使い分けることもできる。

LOTUS は動く建築である。すべての外装構成部品は、少ないアクションで展開できるように折りたたまれ、キャビンに収納されて移動することができる。

月夜のシルクロードを行くキャラバンのように、荒漠な月を移動するLOTUS