Comfortable and Organized Safe Modul for Omnidirectional Sustainability

初期の少人数での短期滞在の次に、8-16人の宇宙飛行士と民間スペシャリストが居住するためのモジュール拡張型生活拠点である。基本モジュールは地球から運搬し、現地で三角形上に連結して居住ユニットを作り、平面的な広がりを獲得する。さらに、花弁のように段階的に拡張し、一度に40人規模で1か月間の生活が可能な月面ハビテーションを構築する。月面開発の進展に合わせて月面に咲くコスモスのように美しく成長する。
長方形の基本機能モジュールと楔型の接続モジュールを組み合わせる。これらをフレームとして、インフレータブル構造のドーム屋根を展開し、レゴリスで被覆して放射線や飛来物から保護する。外周はレゴリスブロック壁で取り囲み、低圧区の設備エリアとする。部材はすべて900㎜寸法体系とし、必要に応じて分解・組立・代替ができ、中型ロケットのペイロードに効率的に収納して地球から輸送できる。



モジュールをつないで閉じた平面とし、オムスビ型の最小単位の居住ユニットをつくる。居住ユニットには8室の個室(プライベートスペース)とリビング(コモンスペース)を配する。居住ユニットを拡張して街路(パブリックスペース)を形成し、周囲にワークステーション、カフェテリア、厚生エリアなどの共用部を配する。個室は街路に面して窓を持ち、リビングルームを経由してアクセスする。居住区域と管理区域を定め、高度なシステムを構築する。COSMOS内は互助的なコミュニティである。パブリック・コモン・プライベートを段階的に階層づけ、閉鎖空間内で適度な距離感と一体感を調整できるように計画する。


畳の標準寸法(約1,800mm×900mm、厚さ60mm)は、人体寸法に基づいた優れた寸法体系である。限られた輸送容積内での効率的な空間構成が可能で、敷き方による空間の変化は、月面での多目的空間利用に適している。個室は三畳(1,800mm×2,700mm)から四畳半(2,700mm×2,700mm)とし、机を置けば書斎、布団を敷けば寝室、襖をとれば拡張する、和の空間の工夫で機能的・心理的室的な快適性を向上する。


月面建築の外は気持ちのよい屋外でなく、船外活動スーツ無しでは生きられない世界である。居住者が閉塞感を感じないように、街路(パブリックスペース)には、公園のように樹木を配置し、大型モニターに地球の自然風景や人との交信映像、イベントの中継映像などを映し出し、スポーツもできる擬似屋外空間をつくる。24時間の太陽光を再現し、夜も訪れる。居住ユニットを経由した行き止まりのない周回動線をつくり、閉鎖空間・集団生活でのストレスを解消する。