海外での経験を糧に、世界で戦うアーキテクトになる

勝間 洋行|建築設計(建築学科卒業:アメリカ)

2006

アメリカ竹中入社

シカゴの組織設計事務所勤務を経て現地法人アメリカ竹中に入社し、
竹中工務店の設計ノウハウを学びました。

  • ・高校生の時、バウハウスを代表する建築家、ミース・ファンデル・ローエに憧れ、英語も話せないまま、単身でアメリカ、シカゴに渡りました。
  • ・大学を卒業後、シカゴの設計事務所で建築設計のキャリアをスタートし、3年間の経験を積んだ後、アメリカ竹中に入社しましたそこで初めて設計施工一貫を経験し、先輩方から竹中工務店の精緻な設計を学びました。事務所に座って設計行い、図面が完成したら、一部の監理を除き、残りは施工者に委ねるという米国型とは異なる形態から、自分が設計したものに責任を持ってつくり上げていくさまを間近で見られることに感動しました。

イリノイ工科大学・クラウンホール 設計:ミース・ファンデル・ローエ

アマダ・ソリューションセンター(シカゴ郊外)

2009 - 2012

カタール・ドーハに赴任

2009 - 2012

新ドーハ国際空港
王族専用ターミナル

アメリカの建築ライセンス取得後、本社採用となり、
すぐカタールの新空港プロジェクトに参画するため、中東の地、ドーハに赴任しました。

  • ・当社の主な担当は王族専用ターミナルとメインターミナルの駐車場、駐機場などでした。
  • ・パリのシャルルドゴール空港を設計したパリ空港公団が基本設計を行った王族専用ターミナルは今まで経験したことがない豪華な仕上げと、建物の外観や主要な部屋が2方向曲線で構成される複雑な造形。それまで考えていた図面の概念がひっくり返されました。
  • ・とにかく複雑だったのが天井内の設備の収まりです。平面を切るレベルによって壁の位置が変わってきます。このプロジェクトで初めて3Dモデルでしか成り立たない設計を経験しました。

2012 - 2014

インド・バンガロールに赴任

2012 - 2014

アマダ・
テクニカルセンター

3年間の中東勤務を終え、未開の地、インドバンガロールへ赴任。新事務所を立ち上げました。

  • ・カタール新空港のプロジェクトが引き渡し間近となった時、アメリカ・シカゴで担当していたプロジェクトの建築主がインドのバンガロールに新しいショールームを計画していると設計の打診がありました。それまで世界を渡り歩いてきましたが、インドと言われるとちょっと即答はできませんでした。
  • ・しかし、当社としても、バンガロールはインドの中でも未開の地。新事務所の立ち上げから協力会社の発掘、生活の基盤を整えるなど、多くの魅力があり、赴任を決意しました。
  • ・いざスタートしてみると想像していた通り、仕事も私生活も大変です。先進国や技術者の多く集まる主要都市で当たり前にできることが、なかなか上手く進みませんでした。しかし、私の3Dモデルはつくる側に分かりやすく伝えるツールとして効果を発揮しました。さまざまな苦労をしましたが、それらを一つひとつ克服してやり遂げ、ついに建築を完成させた時の喜びは、今でも忘れることはできません。

2017

ヨーロッパに赴任

2016 - 2018

ジャガーランドローバー

2022 -

ボルボ新EV工場

2年間の東京勤務を経て、新天地、ヨーロッパで3D駆使して巨大工場を設計。

  • ・東京の設計部で忙しくしていたある日、当時の国際支店の設計部長から、スロバキアでイギリスの自動車メーカーの新工場の1棟を受注したので、3Dを使った生産機械との調整や、さらなる追加受注を目指し、プロジェクトに参画して欲しいという話が来ました。
  • ・最初に受注した10万㎡の車体工場を皮切りに、16万㎡の組み立て工場、さらには設計施工体制で1.3万㎡の事務所まで受注することが出来ました。ここでは複雑に配置される生産施設との取り合い調整行うための問題解決のための3Dモデルがプロジェクトの鍵となりました。
  • ・2023年には延床面積30万㎡を超えるスウェーデンの自動車メーカーのEV車のための新工場を設計施工で受注。引き渡しに向けて支店メンバー一丸となって取り組みました。
  • ・海外を転々とする特殊な環境下で「人のつながり」の大切さに幾度も気づかされました。当社社員同士のつながりもそうですが、共に時間を過ごした現地のスタッフから建築主まで、何年経過しても連絡を取り合い、またどこかのプロジェクトで再会する。そんな喜びも感じながら、今後も海外で活躍していきたいと思います。

ジャガーランドローバー(スロバキア・ニトラ)

ボルボ新EV工場(スロバキア・コシチェ)