国際的な経験と知識を活かし、
サステナブルな建築を推進する

ヤシン イドリス(Yasin Idris)|環境設計(建築学科卒業:スーダン、持続可能建築技術修士号取得:イギリス、 博士号取得:日本)

2018

入社・新社員研修

2019

設計本部
環境設計配属

母国・英国・日本で建築・環境計画を学び、国内外の環境建築を推進します。

  • ・スーダンで建築学、英国で建築環境学を学び、その後日本で博士号を取得しました。国際的かつ多様な視点からサステナブルな建築計画に取り組んでいます。
  • ・2018年に竹中工務店に入社し、プロジェクトにおける環境計画の支援や全社に貢献する新技術の開発に取り組んでいます。

2018 - 2020

中央大学 
FOREST GATEWAY CHUO

2019 - 2020

論文発表

新たな概念をプロジェクトに適用し社外からの評価に繋げました。

  • ・竹中工務店に入り、最初に取組んだプロジェクトで、「森のキャンパス」のコンセプトの実現に向け、開放感と快適性を両立に向け取り組みました。
  • ・屋内と屋外の中間領域となる“半屋外空間”は、開放性と快適性の両立を目指す難易度の高い計画で、トライ&エラーで数え切れないほど様々なシミュレーションを用い検討しました。
  • ・環境領域の専門家でなくともシミュレーションの結果を直感的に理解しやすいようにAR-VR技術も駆使することで相互理解に努めました。
  • ・これらの努力の結果、国土交通省のサステナブル建築物等先導事業に選定されるなど国内外で高い評価を頂き、専門家としての自信にも繋がりました。

2021 - 2022

森永芝浦ビル

周辺環境を理解し、デザインと環境性能・周辺環境を融合しました。

  • ・デザイン性と環境性能、更に周辺環境との調和を目指しました。
  • ・周辺建物との配置等を細かく分析することで、西面がメインファサードであるものの、直達日射のリスクが少ないことを把握しました。更に、適切に水平・垂直ルーバーを調整することで、デザイン性が高く、開放感・透明感を感じるファサードを導くことができました。
  • ・周辺建物と気候の分析により、デザイン性を維持しながら適切な開口位置やサイズの調整を行いました。この検討では、デザイン性を高めながら環境性能を確保する難しさを学びました。
  • ・この計画を通じ、設計者と繰り返し協議や検討することで、デザイン性能や環境性能をスパイラルアップできることを学びました。

複合的な環境シミュレーションによる設計最適化

2021 - 2023

SMC本社

都心部における自然調和型オフィスを計画し、
快適性や満足度を高めつつ、脱炭素化を達成しました。

  • ・周辺建物や気候などの詳細分析により、計画敷地の保有するポテンシャルを最大限活用する自然調和型オフィスの環境設計を行いました。
  • ・周辺の高さや東西南の建物に囲われた周辺環境の光・熱・音・動線を精緻に読み解くことで、執務者が半屋外空間を快適に利用できるよう計画しました。
  • ・また、個⼈の好みに合わせて選択可能な作業空間を建物計画に取り組みました。
  • ・標準的なオフィス(Office)、オフィスに準ずる半屋内環境(Seasonal Office)、屋外に近い半屋外環境(Seasonal Terrace)を入れ子状に配置することで、屋外にむけグラデーショナルに環境条件を緩和しています。
  • ・これらの取り組みにより、半屋外空間は、自然環境のポテンシャルを最大限活かすことが可能になり、一般的なオフィスと比べて快適性に加え大幅なエネルギー削減も実現しました。
  • ・このプロジェクトを通じ、土地の有するポテンシャルはそれぞれの計画で異なり、固有の特長を深く理解することがクオリティを高めることを学びました。

敷地環境分析から導いた自然調和型オフィス

可動窓による快適性向上、執務環境の選択肢の増加

2020 - 2024

ZDG・ZEBIA

2022 - 2023

論文発表

ZEB設計ガイドライン・ZEB設計ツール「ZEBIA」を開発しました。【2026年日本建築学会賞(技術)受賞 】

  • ・プロジェクトの支援だけでなく、脱炭素計画の推進に向けた技術開発も行いました。米国の環境設計コンサルティング会社であるLoisos+Ubbelohdeとの協業を通じ、国外の最新知識や技術を学び、それを社内展開できるように努力しました。
  • ・ZEB設計ガイドラインとZEB設計ツール「ZEBIA」の開発では、自分達の保有する知識と技術を少しでも多くの設計者に使って貰えるように、様々な工夫を行いました。
  • ・私達の開発した技術は、2026年に日本建築学会賞(技術)を受賞しました。また、省エネ大賞2024において経済産業大臣賞(ビジネスモデル部門)、気候変動アクション環境大臣賞において環境大臣賞を受賞し社外からも評価されています。

ZEB設計ガイドラインとZEBIAによる環境性能の統合評価

    ※ ZEB:ゼロ・エネルギービルの略称、エネルギー消費量を最小まで削減し、創エネルギーで自給する建物