様々な領域を横断しながら、強く太い未来を描く
横山 大貴|建築設計(大学院理工学研究科建築学専攻修了)
2019
入社・新社員研修
2020
大阪本店
設計部配属
2021
東京本店
設計部配属
2021 - 2024
COTEAU MINAMIAZABU
クロスカルチャーをコンセプトとした外国⼈居住者⽤のアパートメント設計で
初の海外出張を経験。
- ・港区に建つ外国⼈居住者⽤のサービスアパートメントのプロジェクトでは、基本計画から竣⼯まで担当しました。海外駐在経験を持つ上司のもとで、日本と欧米の文化の違いを学びながら、日本での滞在が居住者にとってより豊かなものとなるよう、日本のクラフトマンシップを大切にした住空間を提案しました。
- ・12階建ての集合住宅で、建築から内装、そして家具まで⼀貫して設計したことで、住宅設計の領域の幅広さと、インテリアデザインに求められる細やかな配慮の重要性を実感しました。
- ・設計期間中はコロナ禍の影響があり、建築主が海外に帰国していたため、直接対面で打ち合わせができないもどかしさがありました。一方で、着⼯前に建材サンプルを携えて渡米し建築主にプレゼンテーションをした経験は、非常に刺激的なものでした。
2022 - 2025
都内某所個人住宅
インテリアチームの先輩とともに、住まい⼿の顔が⾒える中で濃密な3年間を経験しました。
- ・港区のサービスアパートメントと並⾏して担当した、都内某所に建つ個⼈住宅です。周囲からの視線やプライバシーに配慮しながら、トップライトやハイサイドライトを⽤いて住まいのどこにいても⾃然光が感じられる健やかな住まいを⽬指しました。
- ・連携した社内のインテリアチームの先輩からは、⼤理⽯や⽜⾰、天然⽊など天然素材ならではの魅⼒と、それらの素材を使ったディテールの納まりをたたき込まれ、材料や納まりに対して責任を持って建築主に提案することの大切さを学びました。
- ・⼊社以来、住宅設計を2作品続けて担当しました。その経験を通じて、引き渡し後に住宅を訪れるたびに、⾃らが描いた空間に⼈が住み続けることへの責任の重さと、そして住まい⼿によって空間が豊に彩られていく喜びを実感しています。
2024 - 2026
Circular design build
concept book と
Circular moderl 2050の
リリース
解体や更新を前提とする建築デザインを考えるきっかけは、国内外の事例調査でした。
- ・2023年から当社が掲げるサーキュラーデザインビルド®を実現する設計⼿法を模索するワーキングに設計者として参画しています。
- ・都内近郊の中間処理施設を視察し、建材に接着剤等が付着すると混合廃棄物に分類され再利用できないこと、軽量コンクリートや押し出し成形セメント板はリサイクルに適さず最終埋め立て処分となることなど、普段意識せず選定していた建材の問題点と、役目を終えた建築の行末を目の当たりにし、設計者の責任の重さを痛感しました。
- ・また欧州視察では資源循環に取り組むさまざまな事例を調査。これまでは生産のしやすさや使いやすさのみを前提に運用していた建設プロセスの各過程が大きく変わってきている状況を調査で知り、欧州の取り組みの先進性を実感しました。
- ・これらの経験を活かせるよう、設計部と設計本部の環境コンサルティング業務も兼務しています。サーキュラーデザインビルド®のコンセプト策定やコンセプトブックの発刊、2050年を見据えたプロトタイプの計画 や技術開発などについて、関係部署と連携して多角的に検討を進めています。
サーキュラーデザインビルド コンセプトブック
https://www.takenaka.co.jp/library/booklet/pdf/cdb01.pdf
CIRCULAR MODEL 2050
https://www.takenaka.co.jp/design/insights/circular-model-2050/
2025 - 2026
木造仮設事務所の開発
現場事務所を木質化し展開・再利用する構想をついに実現します。
- ・これまで当社では、建設現場の仮設事務所は軽量鉄骨ユニットのリース品が一般的でした。それを木造にし、木質化を図ることで、働き手の生産しやすさ・使いやすさと環境への意識を高める取り組みに着手しました。
- ・製作・リース・運搬・分解・補修・保管までを含む持続可能なスキームを構築し、さまざまな用途への再利用を可能にしていきます。そのために実際にモックアップを製作して社内外の関係者から意見を収集し、課題を整理しました。
- ・2027年に横浜市で開催される国際園芸博覧会の会場では、当社グループ展示施設の建設現場にこの木造仮説事務所の適用が決定し、2026年6月より運用を開始しました。
⾝近に各分野のプロフェッショナルがいる環境を最⼤限生かし、新たな未来像を描きたいです。
- ・建築とインテリアを横断しながら空間を思考すること、また、資源循環を支える流通やメンテナンスの視点から建築を捉えることで、社内のさまざまな部署や社外の専門家、さらには同業他社の設計者と議論を交わす機会が増えました。
- ・これからも「建築設計者」という職能の枠を越え、多様な人々との協働を通じて、私たちにしか描けない未来を創造していきたいと考えています。
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