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建物への浸水を予測する「3D津波・浸水シミュレーション」を実用化

リリース
2013年3月19日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:竹中統一)は、津波が押し寄せた際に建物内部にどのように浸水していくかを3次元(3D)で解析する「3D津波・浸水シミュレーション」を実用化しました。

東日本大震災により、津波に対する関心が高まり、建物が津波によりどのような影響を受けるかを把握し、対策を打つことが求められてきています。従来、津波が発生した場合にどれだけ浸水の危険があるのかは2次元の地図上で解析され、主に津波の高さが着目されていました。しかし、建物や設備等への影響、その後の復旧を考える場合、津波の高さだけではなく、津波の荷重や海水の浸水状況といった3次元的な水の動きを把握することが必要となります。本シミュレーションでは、水の速度や量、障害物があった場合の流れの変化や、その時の水圧等を計算して、水がどのように建物内部を流れていくかを3次元画像により示すことができるようになりました。

また、地下街への浸水に対する避難計画や、BCP的観点から浸水を前提とした建物内の設備配置計画にも応用が可能です。

今後は、東日本大震災で危険性が露見した津波の波圧や船・建物などの大型漂流物による建物への衝撃解析を組み入れ、津波による被害をより詳細にシミュレートできるようにしていく予定です。

■具体的なシミュレーション事例

想定断層で地震が発生した場合の津波を計算する。
地形の起伏などを考慮し,対象建物に①の津波が到達するかを計算する。
対象建物に津波が到達すると判定された場合は、実用化された「3D津波・浸水シミュレーション」により建物の浸水状況を計算する。