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住戸内に梁が無く、様々な住戸プランに対応可能なチューブ型の架構法
「竹中 Super Flex Tube(スーパー・フレックス・チューブ)」を超高層マンションに展開

2004年7月6日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(本社:大阪市、社長:竹中統一)は、住戸内の梁を無くし、様々な住戸プランを可能にするチューブ型の架構法「竹中 Super Flex Tube(スーパー・フレックス・チューブ)」を開発。現在、これを採用した超高層マンション「ルネッサンスタワー上野池之端」(東京都台東区)、「D'グラフォート神戸三宮タワー」(兵庫県神戸市)を、共に2005年3月竣工に向けて施工中です。


■ 「竹中 Super Flex Tube」の概要

超高層マンションでは、柱と梁を幾重にも組み合わせた構造的に明快な純ラーメン架構を採用することが多いのですが、すべての柱の間に梁があるため、住戸や共用部の配置が制約を受けることがありました。
この問題を解決するために当社は、連続的に配置した柱とそれをつなぐ梁で構成されるチューブ型の架構法で、フリープランの住戸設計を可能にする「竹中 Super Flex Tube」を開発、実用化しました。
この架構法には、①チューブ、②ダブルチューブ、③クロスチューブ、④パラレルチューブの4つのバリエーションを基本として、建物の規模や形状、設計条件等に応じて、プロジェクトに最適な架構法を選定します。選定したチューブ架構と制震構造もしくは免震構造を組み合わせることによって「フラットスラブ工法*」を適用することができ、住戸内や共用部に梁が無く、様々な住戸ニ−ズに対応可能な、快適なフリープラン住宅を実現します。

  • * フラットスラブ工法:
    建物を柱とスラブで構成し、梁の無い構造とする工法。免震構造と組み合わせる事で地震時においても振動、建物の損壊を最小限に留める。

現在、当社で設計・施工中の「ルネッサンスタワー上野池之端」では、パラレルチューブとクロスチューブを掛け合わせたパラレルクロスチューブ架構と制震構造の組み合わせを採用、同じく設計・施工中の「D'グラフォート神戸三宮タワー」では、チューブ架構と免震構造の組み合わせを採用しました。チューブ型架構は地震時に水平荷重に対し外周架構全体が抵抗力を発揮しますが、それに加えて当社の最新の制震・免震技術を採用することにより、さらに耐震性に優れた超高層マンションを実現します。

竹中 Super Flex Tubeのバリエーション


「ルネッサンスタワー上野池之端」の概要
建築地
東京都台東区池之端2-16-1
建築主
(株)サンウッド、東急不動産(株)、東京建物(株)
敷地面積
3,179.40m²
延床面積
36,431.57m²
構 造
鉄筋コンクリート造(制震構造)
階 数
地下2階、地上38階、塔屋1階
軒 高
133.5m (最高高さ136.5m)
戸 数
308戸
設 計
(株)竹中工務店
施 工
(株)竹中工務店
工 期
2002年10月~2005年3月
ルネッサンスタワー上野池之端

「ルネッサンスタワー上野池之端」で採用したパラレルクロスチューブ架構
「ルネッサンスタワー上野池之端」で採用したパラレルクロスチューブ架構



「D'グラフォート神戸三宮タワー」の概要
建築地
兵庫県神戸市中央区八幡通4-321
建築主
大和ハウス工業(株)
敷地面積
3,539.16m²
延床面積
40,653.69m²
構 造
鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造(免震構造)
階 数
地上43階、塔屋2階
軒 高
144.57m(最高高さ151.97m)
戸 数
275戸
設 計
(株)竹中工務店
施 工
(株)竹中工務店
工 期
2003年1月~2005年3月
D'グラフォート神戸三宮タワー

「D'グラフォート神戸三宮タワー」で採用したチューブ架構とフラットスラブ工法
「D'グラフォート神戸三宮タワー」で採用したチューブ架構とフラットスラブ工法