Solution
木による付加価値向上
技術
-KiPLUS®シリーズ-
RC造、S造に木を組み合わせる新架構システム「KiPLUS®」

従来からの当社保有技術である「燃エンウッド」シリーズ、「T-FoRest」シリーズに、「KiPLUS」シリーズを加えた3シリーズで展開し、中高層木造ハイブリッド建築の普及、国産木材の活用に取り組むとともに、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
新架構システム「KiPLUS(キプラス)」は、従来のRC造やS造の主架構に「木を付加」(キプラス)することで遮音・耐震などの性能を補完でき、これまで以上に木材活用を推進することが可能です。

中高層木造ハイブリッド架構システム「KiPLUS®」シリーズ

木の耐震壁「KiPLUS® WALL(キプラス ウォール) 」

「KiPLUS WALL」は、S造またはRC造建物のコア回りや住戸境などに木の耐震壁(CLT壁※)を配置し、CLT壁にも地震力などを負担させる架構システムです。架構システム全体で地震力に対する必要な効力を発揮することで、従来より柱や梁の断面サイズをスリム化し、計画の自由度が高まるとともに環境負荷の低減に寄与します。また、木材使用により、内装材として使用できる・施工性が良い、という意匠性や高施工性を付与することができます。「KiPLUS WALL」は第三者機関の構造性能評価を取得しています。

  • CLT:直交集成板(Cross Laminated Timber)

KiPLUS®の主な受賞歴

2023 エンジニアリング功労者賞

適用事例

兵庫県林業会館(2019年竣工 5階建て KiPLUS® WALL(S造))

  • 施工中内観
  • 事務室内観
  •    外観

タクマビル新館(研修センター)(2020年竣工 6階建て KiPLUS® WALL(S造))

  • 施工状況
  • 内観
  •    外観

プラウド神田駿河台(2021年竣工 14階建て KiPLUS® WALL(RC造))

  • 施工状況
  • 住戸内壁
  • 外観

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