想いをかたちに 未来へつなぐ takenaka

CAREER
RECRUITING SITE

CAREER RECRUITING SITE
キャリア採用サイト

INTERVIEW

PEOPLE #09

現場の技術者として、
「つくり込み」を追求する。

MANABU
NAKASHIMA

中嶋 学

北関東支店 作業所/主任

2022年入社(転職時年齢:37歳)

※所属・役職、掲載内容等は
すべて取材当時のものです

竹中工務店に
転職した理由

前職で当社の社員の方々と協働した際に、品質にこだわり抜く姿勢やものづくりに対する情熱、強い責任感に感銘を受けました。このような志高い環境で、組織をまとめる人材へと成長したいと考えたことが決め手です。

Q.現在はどのような
仕事内容ですか?

A.鉄骨グループ全体を取りまとめ、
大規模プロジェクト進行
の舵を取る。

半導体工場における新棟建設のプロジェクトで、鉄骨グループの取りまとめを担当。具体的には、グループメンバーの進捗管理や設計者との打ち合わせ、製作図のチェックなどを行っています。関係者とともに82回ものBIM(※)モデルの確認を実施し、課題抽出と共有をすることでプロジェクトが滞りなく進行するよう取り組んできました。責任が大きくプレッシャーを感じることもありますが、スケジュール通りに建設されていく鉄骨を目の前にすると、大きな達成感を感じます。また、若手教育にも注力。鉄骨の経験がないメンバーもいるため、協力会社や設計者との打ち合わせに積極的に参加して成功体験を積んでもらい、成長につなげることも私の役割です。

「Building Information Modeling(ビルディング・インフォメーション・モデリング)」の略で、建築物の設計、施工、維持管理などの情報を3Dモデルと連携させて一元管理する手法。

Q.竹中工務店に
転職した感想は?

A.前職の経験を
生かしつつ幅を広げ、
先を見据えた施工図能力を磨く。

前職では、16年間施工図に携わってきました。その経験は、図面の作成やチェック、関係部署との調整など当社での業務にも生かせており、大きな問題や困難を感じることなく円滑に仕事を進めることができています。加えて、増減精算への取り組みや製作に伴う単価の把握など、新たにコスト関連の分野でも実務経験を積むことができ、技術者としての幅が広がりました。また、入社直後に配属されたプロダクト部では、着工前に設計図へ生産情報を織り込む「つくり込み」に初めて関わったことが新鮮で強く印象に残っています。先を見据えた施工図能力が求められる環境で、日々成長を実感するとともに、竹中工務店での設計施工の奥深さを知ることができました。

Q.竹中工務店で
実現できたことは?

A.かつてないプレッシャー
の中で
やり切ったことが
大きな自信に。

入社後、前職での鉄骨経験を評価してもらい、大規模物件の鉄骨担当に抜擢されました。配属が決まり総括所長への挨拶に伺った際、開口一番に「鉄骨が遅れたら、この現場は破綻する」と言われ、非常に身の引き締まる思いがしたことを覚えています。改めて、遅滞なくプロジェクトを進行させるという強い決意を抱きました。入社前は、自身が培ってきた知識や経験が竹中工務店で通用するのか、正直なところ不安な気持ちもあったと思います。ですが、鉄骨総重量1万7000トンとこれまで経験したことのない大規模案件で、図面をまとめ上げ、品質を守りながら予定より2週間前倒しで建方を開始し、遅延なく完了することができたことは、大きな自信につながる経験となりました。

竹中工務店をより良くするために

図面力の底上げを図り、
さらなる価値向上に
貢献したい。

図面力の底上げが重要な課題だと考えています。設計と協業しながら「つくり込み」に力を入れて取り組めるのは、特に設計施工比率が約80%と高い竹中工務店だからこその強みではないでしょうか。当社の「つくり込み」の技術を生かしつつ、納まりだけでなく生産性や施工性、納期なども図面に落とし込む能力を高め、コスト面も含めて取りまとめができるような人材を目指したいです。もちろん、技術力は一朝一夕で培われるものではありませんが、日々勉強することが個々の成長につながり、ひいては竹中工務店としての価値向上に寄与すると考えています。

OFFの過ごし方

妻や子どもたちと公園や買い物に出かけたり、家で一緒に工作したり絵を描いたりなど、家族との時間を大切にしています。友人とキャンプやBBQをすることもあり、自然の中で過ごすのもリフレッシュできる貴重なひとときです。