INTERVIEW
PEOPLE #11
知識と経験を着実に広げ、顧客満足度の高い設備設計を。
MARII
SEKIYA
関谷 まりい
東京本店 設計部 設備第1部門3G
2023年入社（転職時年齢：27歳）
※所属・役職、掲載内容等は
すべて取材当時のものです
竹中工務店に
転職した理由
学生時代より、ゼロから設備システムを考える設計の仕事に携わることが夢でした。前職で竹中工務店の方々と仕事をご一緒した際に、工事関係者の皆さんの真摯に向き合う姿勢と、人柄の良さが印象的だったことも理由の一つです。
Q.現在はどのような
仕事内容ですか？
A.現場目線と
ユーザー目線を大切に、
各分野の設備設計を幅広く担当。
オフィスビルや複合施設、ホテルなどの設備設計に携わっています。電気・空調・衛生・昇降機の各分野において、プロジェクトの基本設計から詳細設計まで幅広く担当しています。建築設計者、構造設計者との密な連携も求められる非常にやりがいのある仕事です。最も大切にしているのは、エンドユーザーにとって快適で使いやすい設備環境を実現することです。前職で空調設備の施工管理に携わる中で培った専門知識を生かし、現場での施工性や将来的な保守性まで考慮した設計を心がけています。設計段階から現場目線を持つことで、施工トラブルの未然防止や維持管理の効率化を図り、顧客満足度の向上に貢献することが私の強みであり、大切なミッションです。
Q.竹中工務店に
転職した感想は？
A.手厚いサポート体制があるから、
初めての業務にも挑戦しやすい。
前職は空調設備の施工管理に特化していたため、竹中工務店に入社後は担当業務の範囲の広さと奥深さを改めて実感しました。設計業務は初めてでしたし、空調以外の電気、衛生、昇降機の分野についても、ほぼゼロからのスタート。各分野の基礎から学び直す必要があり、入社当初は正直不安もありました。しかし、分からないことがあればすぐに相談できる環境が整っているため、先輩方から丁寧かつ実践的な指導を受けながら、着実に知識の幅を広げることができています。また、社内研修制度も充実しており、体系的に学べる機会が豊富なので、転職者でも安心して業務に取り組むことができました。前職で培った知識や経験を生かしながら、総合的な設備設計者として着実に成長できていると感じています。
Q.竹中工務店で
実現できたことは？
A.各スペシャリストとの
迅速な連携により、
プロジェクト進行が
スムーズに。
転職後の最も大きな変化は、各分野の専門家が身近にいる環境で、より効率的かつ広い視野で仕事ができるようになったことです。前職では設備以外の疑問点はゼネコンや設計事務所を通して確認を取っていたため、回答までに時間を要することも珍しくありませんでした。現在は建築・構造・設備の各専門家が同じ組織内にいるので、タイムリーな連携が可能です。たとえばあるプロジェクトで、天井の高さと梁の大きさの制約がある中での設備納まりという難しい課題に直面した際、建築担当者にその場で相談し、短時間で最適解を見つけることができました。このようなスピード感のある総合的な判断ができるようになったことでプロジェクト全体の品質向上と効率化を同時に実現できていることを実感しています。
竹中工務店をより良くするために
アイデアをタイムリーに
議論できる
仕組みづくりが
今後の課題。
当社は意見を言いやすく風通しの良い社風です。一方で大規模プロジェクト等では、多様な視点から数多くのアイデアが集まるため、どのアイデアを採用するか絞り込む必要があります。優れたアイデアが埋もれてしまわぬよう適切に評価・実現できる仕組みづくりが今後の課題だと考えています。また個人の目標としては、5年後、10年後には主担当として一人で設計を担い、竹中工務店の発展により大きく貢献できる存在になりたいと考えています。ランドマークとなるような大型案件にも積極的に挑戦し、技術者としても人間としても更なる成長を遂げていきたいです。
OFFの過ごし方
転職してワークライフバランスが向上し、テニスとピアノを習い始めました。休日にしっかりリフレッシュすることで、仕事にも前向きかつ集中して取り組むことができています。また結婚休暇を取得し、ヨーロッパへ新婚旅行に行くことができました。プライベートも充実させながら、キャリアを積んでいける環境に感謝しています。
